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【UFC126】エレンバーガーがホシャとの接戦を判定で勝利

2011.02.06

■第9試合 ウェルター級/5分3R
ジェイク・エレンバーガー(米国)
Def.3R終了/判定
カルロス・エデュアルド・ホシャ(ブラジル)

試合開始早々、組みついてテイクダウンを奪ったエレンバーガー。ホシャもすぐに立ち上がり、逆にエレンバーガーをケージに押し込んでいく。ケージを背にヒザを放ち、クォーターから後方にホシャを倒したエレンバーガー。ホシャもすぐに立ち上がって、反対にテイクダウンを奪うと、そのままサイドへ。

しっかりとサイド、上四方と抑え込むホシャは、起き上がろうとするエレンバーガーのバックに回り込む。足のフックを許さず、再び背中をつけたエレンバーガーに、ホシャの抑え込みが続く。逆マウントのような形から足関節を狙ったホシャにエレンバーガーは腕を差し出し、腰を浮かしてようやく四つの態勢に戻る。

がぶるエレンバーガーに対し、ホシャは左手を取り、アームロックの状態でリバーサルに成功し、初回をトップで闘い終える。


2R、やや動きの落ちたホシャだが、エレンバーガーもなかなか前に出ることができない。と、左ハイを見せたホシャだが、エレンバーガーもヒザを見せる。

距離を詰め始めたエレンバーガー。右を振るうが、ホシャを捉えることができない。プレッシャーを与え、ホシャをケージに追い込んでも、テイクダウンは狙わず。パンチ、蹴りを見せるエレンバーガーは、残り20秒を切りテイクダウンに成功、今度は1Rとは逆にトップをキープしラウンドの終了を迎えた。

最終回、距離が近づくとヒザを出しあい、離れるとローにはローと、譲れない闘いが続く。徐々にエレンバーガーの勢いに、ホシャが押されるようになる。それでもエレンバーガーも追い込むリスクを避け、なかなか距離を詰めない。と、右ストレートからシングルレッグを見せたが、ホシャが足を引き抜く。

エレンバーガーは残り2分30秒で組みつきヒザを見せるが、またすぐに距離を取る。ホシャの右ハイに踏み込んで、テイクダウンを奪ったエレンバーガー。1Rがトラウマになっているのか、寝技へはいかず、ホシャが立ち上がるのを待つ。立ち上がるやいなや、エレンバーガーはすかさずテイクダウンを決め、ポイントメイクは完了した。

裁定は、ジャッジ一人は30-27でホシャを支持したが、残りの二人は29-28でエレンバーガーにつけ、スプリットでエレンバーガーが勝利を収めた。

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