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【UFC123】ソティロポロス、ローゾン破りUFC7連勝に

2010.11.21

■第7試合 ライト級/5分3R
ジョージ・ソティロポロス(豪州)
Def.2R2分43秒/キムラアームロック
ジョー・ローゾン(米国)

ジャブの交換から、両者勢いのある右フックを出し合う。ローゾンが組みにきたところに、ソティロポロスがフックを放つも、手は出すが、空振りが多い両者。ここでソティロポロスがテイクダウン狙いで組みつくと、ローゾンはエルボーを落としケージを背にして耐えきる。

距離を取ったソティロポロス、ローゾンの首相撲には再びフックを出し、力づくで抵抗する。グラウンド戦になると、両者スクランブルの展開のなか、上下を激しく入れ替える。一旦はローゾンがトップをキープし、試合が落ち着くかと思われたが、ソティロポロスがリバーサルに成功し、パスへ。


一度はヒザをつき立ち上がろうとしたローゾンだが、ソティロポロスがトップをキープし、ニーオンザベリーからマウントへ。残り10秒で腕十字を狙ったソティロポロスだったが、これはすっぽ抜け、ローゾンがエルボーを落としたところで、両者動き続けた最初の5分を終える。

2R、ソティロポロスのシングルレッグを切ったローゾンは、片足を取られながらスタンドをキープ。テイクダウン・ディフェンスでスタミナをロスしたか、動きが鈍くなったローゾンは首相撲からヒザを受け、テイクダウンを奪われる。

直後の腕十字をかわされ、サイド、上四方と抑え込まれたローゾン。ヒップエスケープで距離を取ろうとしたが、ソティロポロスはローゾンの頭を跨いだ態勢からキムラ・アームロックへ。腕を捻り上げられ、ローゾンは苦悶の表情を浮かべてタップ。UFC7連勝となったソティロポロスは「ベスト・ファイターと戦いたい」と語った。

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