【WEC48】予想外の1R決着、ベン・ヘンが防衛に成功
■第10試合 WEC世界ライト級選手権試合／5分3R
［王者］ベン・ヘンダーソン（米国）
Def.1R1分57秒／ギロチンチョーク
［挑戦者］ドナルド・セラーニ（米国）
【写真】セラー二のスイープに合わせてギロチンを仕掛けたヘンダーソン。腕を深く差し込み、足をクロスする必要はなかった (C) ZUFFA
コール時に笑顔を浮かべるセラーニと、厳しい表情のヘンダーソン。まずはヘンダーソンが右ローキックを見せる。これをステップバックでかわしたセラーニが、ローを繰り出すと、ヘンダーソンはその蹴り足を掴んでテイクダウンを狙う。
バックに回ったヘンダーソンは、腿にヒザを入れながら時折り、顔面を狙う。セラーニが向き合った瞬間にテイクダウンを奪ったヘンダーソンは、パウンドを連続して落とす。セラーニは潜りから、スイープを狙い、スペースができるとすかさずスクランブルへ。だが、直後にヘンダーソンがギロチンを仕掛けると、WEC世界ライト級選手権試合は予想外の1R決着でチャンピオンがベルトを守った。
