この星の格闘技を追いかける

【Challengers】ロックホールド、組技師からトータル戦士へ

Rockhold■ミドル級/5分3R
ルーク・ロックホールド(米国)
Def.1R2分24秒/TKO
ポール・ブラッドレー(米国)

【写真】ルーク・ロックホールド=組技というイメージを大いに変える、見事な打撃を駆使しTKO勝ちを収めた (C) ESTHER LIN/STRIKEFORCE

ロックホールドはいきなり左ハイをみせ、組みつく。だが、テイクダウンを奪えず、距離を取ると今度はブラッドレーがフックの連打を見せる。互いにクリーンヒットがないまま、1分が経過するとロックホールドが再びハイキックから右を見せる。

直後にサウスポーからオーソドックスにスイッチしたロックホールドの右ストレートがヒットし、ブラッドレーがダウン。バタフライガードからロックホールドを持ち上げ、ブラッドレーはスタンドへ戻る。


しかし、直後にロックロールドの右ストレートがヒットしブラッドレーが再びダウン、立ち上がってきたところにパンチを打ち込み、首相撲からヒザをボディ突き上げたところでレフェリーが試合をストップした。

グラップラーからストライカーに変身したかのようなロックホールドがTKO勝ち。「凄くよい気持ちだ。地元でプレッシャーもあったけど、最高は気分だよ。テイクダウンが厳しいと思ったけど、スタンドで戦おうと思った。次はもっとビッグファイトをやりたい」というロックホールド。層の厚いストライクフォース・ミドル級戦線だが、面白い存在になりそうだ。

PR
PR

関連記事

Movie