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【UFN20】もどかしさ残るメイン、ダナムは3連勝スコア

2010.01.12

【写真】注目のメイン=メイナード×ディアズは互いの出方を警戒してか、その懐には入らずスタンドでの攻防に終始。もどかしさの残る内容となった (C) ZUFFA

1月11日(月・現地時間)にバージニア州フェアファックスのパトリオット・センターでは、UFC FIGHT NIGHT20「MAYNARD vs DIAZ」が開催された。

2 日(土・現地時間)にラスベガスのUFC108からスタートしたズッファの2010年は、前日に行われたWECサクラメント大会を経て、早くも3戦目を迎えた。昨年9月のUFN19以来、20回目となるファイトナイトは、かつて、ライト級絶対王者=BJ・ペンにレスリングの指導を行っていたグレイ・メイナードが、“ミスター・ファイトナイト”ネイト・ディアズと激突、非公式戦ながらもTUFシーズン5の準決勝で敗れたネイトへ、リベンジマッチに臨んだ。


だが、同級トップクラスのテイクダウン&パウンダー=メイナードに、下からの仕掛けを得意とするネイトによる一戦も、両者とも相手の出方を警戒してか、その懐に飛び込まず、距離を取り打撃を交換する攻防に終始。結果、少ないながらもクリーンヒットで上回ったメイナードが判定で勝利を挙げる結末となった。

また、セミファイナルには、TUFシーズン8ウィナー=エフライン・エスクデロが登場、PFCなどローカル大会で実績を残し、昨年2月にUFCデビューを果たしたエヴァン・ダナムと対戦した。

序盤こそ、一気呵成に畳み掛けるエスクデロだったが、ダナムが凌ぎ、粘りを見せると、3Rにはバックを奪ったダナムを前方へ振り落とそうとしたエスクデロに対し、ダナムは着地と同時に三角から腕十字と見事な連携を見せ、見事な逆転の一本勝ち。ペル・エクルンドとマーカス・アウレリオに続き、TUF8ウィナーを撃破し、UFC3連勝を飾った。

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