この星の格闘技を追いかける

【ONE】2020年のスタートは、10日(金)から。ONEが戦略的パートナーシップについて発表

ONE Esports【写真】昨年12月にシンガポールで開催されたONE Esports Dota 2 Singapore World Pro Invitational 。優勝者には10万ドルの賞金が与えられている。正直、よう分からんがONEチャンピオンシップに良い影響があることを期待したい (C)ONE

6日(月)、ONE Championship PR事務局より、「大手グローバル企業と2020年戦略的パートナーシップを発表〜JBL、Redbullなど、大手グローバル企業と戦略的に協力体制を組み、2020年は合計50以上のイベント開催を宣言〜」というプレスリリースがあった。

今回のリリースで発表された──ONEが戦略的パートナーシップを結んだ先はJBL(ハーマンインターナショナル)、TUMI(トゥミ)、Red Bull GmbH、ラザダ・シンガポール、DBS 銀行、Foodpanda、Hugo Boss、Harvey Norman、Secretlab、California Fitness、Kredivo、Reckitt Benckiser、ユニリーバなど、世界をリードする大手企業が含まれているとのこと。


2日(木・現地時間)にONEグローバルから英語でリリースされた内容が日本語訳されているわけだが、そこに年間50大会を開催するという情報が加わっている。これはチャトリ・シットヨートンCEOが昨日、5日(日・同)に自らのSNSで「2020年はONE Championship、ONE Super Series、ONE Hero Series、ONE Warrior Series、そしてONE Esportsで計50大会を開催する。これは2019年の42大会を上回る新記録となる。さらに、最大級の発表があるので注目してほしい。LET’S GOOOOO!!!」という発信をしているので、この2つを働き始めの国内で組み合わせて発表した形だ。

なおリリースでは──ONEとONE Esportsは今後、このパートナーシップ企業各社と様々な格闘技やeスポーツなど分野において協力体制を組んでいく予定です。また、今回のパートナーシップおよび複数のプラットフォームの形成により、ビジネス、格闘技、eスポーツのコミュニティ間で、独創的で刺激的な相乗効果が生まれる事を目指し、活動を展開して参ります。ONEは、2020年を更なる飛躍する年とし、合計50以上の格闘技とeスポーツのイベントを計画しています。格闘技イベントについては、世界的規模で開催し、ライブスポーツ・コンテンツとグローバルスポーツ・マーケティングの可能性を最大限活用して、急成長している世界中の何百万人もの消費者とファンへ届けますという言葉で締めくくられている。

さらにチャトリCEO、ONE Esportsカルロス・アリムランCEO、そしてJBL(ハーマン・インターナショナル)のアジアパシフィック・ライフスタイル・オーディオ事業部副社長兼ジェネラルマネージャー、TUMIグレーターチャイナのAPACディストリビューション及びトラベルリテールのジェネラルマネージャー、DBS 銀行決済兼プラットフォーム責任者、ラザダ・シンガポールのチーフマーケティング・オフィサーの言葉が添えられている。

そのONEでは12月にONE Esports Dota 2 Singapore World Pro InvitationalというEスポーツ・イベントをシンガポールで開催して成功を収めており、今回のパートナーシップに関しても、おおよそEスポーツ分野での協力といえる。ともあれONEがスポーツプロパティとして、より強固な態勢を築けるのであれば、ONEチャンピオンシップにおいても好影響が出てくるはず。

4月の日本大会が仕切り直しとなったことで、日本での活動は一歩後退とファンが捉えている事実は否定できない。それゆえにONE JAPAN秦代表が公言した五輪後の飛躍のためにもEスポーツ中心の戦略的パートナーシップの締結に関して、本サイトは門外漢であるが──あるがこそ、プロフェッショナル・マーシャルアーツ・イベントとしてのONEの活性化につながることを期待したい。

そんなONE の2020年の活動は、今週金曜日10日のONE106=タイ・バンコク大会からスタートを切る。

PR
PR

関連記事

Movie