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【Bellator236】AJ・マッキーJrが、カンポスをモディファイド腕十字で倒し準決勝進出一号に

<フェザー級ワールドGP準々決勝/5分3R>
AJ・マッキーJr(米国)
Def.3R1分08秒by 腕十字
デレック・カンポス(米国)

いきなり飛びヒザを見せたマッキー、これは当たらずカンポスがワンツーを繰り出す。マッキーはサイドキックからスピニングバックキックも、空振りして尻もちをつく。上を取ったカンポスだが、マッキーはすぐに立ち上がりダブルレッグでテイクダウンを奪う。両足を束ねてバックに回ったマッキーは、両足をフックし即RNCへ。

一度絞めを解いたマッキーは右手でパンチを入れ、右手をアゴの上から絞めていく。再びパンチに切り替えたマッキーは、トップを選択するとカンポスがクローズドガードを取る。立ち上がってパンチを落としたマッキーはカンポスの背中の後ろで、右手を掴む。嫌がってロールしたカンポスを再びバックグラブに捕えたマッキーは四の字フックで左足も制している。腕を入れられないように手を盾にして守るルカンポスは、最後にRNCに入られたがタイムに救われた。

2R、飛び込んだカンポスをケージに押し込んだマッキーが左を打つ。離れて右を当てたマッキーがダウンを奪いパウンドへ。クロードガードで一旦、パウンドを凌いだカンポスに対し、マッキーはハーフへ。シングルに出たカンポスをダースに捕えたマッキーは、極まらないとみると技を解いてスタンドへ。左を当てたマッキーは、ダブルレッグを切られると、なんと引き込んでガードを取る。

これはスタミナを切らしたサインなのか──。クローズドで固めるマッキーは、防御に徹しカンポスのパンチを被弾する。マッキーはクローズドを続け、下からエルボーを打つが立ち上がる素振りはない。ラスト20秒で腕十字を見せたマッキーだが、これを外され下のままでラウンド終了を迎えた。

マッキーのスタミナが気になる最終回。そのマッキーはここも跳びヒザで戦いを始めるが、ボディへのロングフックを振るっても口が開いている。それでも左ミドルからダブルレッグを仕掛けてトップを取り切ったマッキーは、スクランブルでバックを狙うが、そのまま下に落とされてしまう。と、直後にカンポスがタップ。

落とされそうになったマッキーは、カンポスの頭を両足で挟んで固定しつつ、右腕を取り自らの左のワキの下に挟んで腕十字を極めていた。

フェザー級ワールドGPで、マッキーJrは最初の準決勝進出を決め、アダム・ボリッチとダリオン・コールドウェルの勝者と戦うことになる。


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