この星の格闘技を追いかける

【UFN162】打撃で距離を制したマイアが、テイクダウンされるも最後はアスクレンをRNCで絞め落とす

<ウェルター級/5分5R>
デミアン・マイア(ブラジル)
Def.3R3分44秒 by RNC
ベン・アスクレン(米国)

開始早々、サウスポーのマイアが左ストレートを伸ばす。右を出しながら組み付こうとするアスクレンを引き離すマイア、距離が詰まると足を使って回る。アスクレンも組み付くが、マイアに引きはがされてしまう。離れ際にパンチを繰り出すマイア。アスクレンが組み付くと、両ワキを差し上げて組み勝つ。打撃戦ではマイアが優位に立つ。アスクレンは右アッパーから組み付き、マイアの頭を抱えるが、マイアはすぐに離れる。頭を下げて入ってくるアスクレンに、マイアが左ストレートをヒット。マイアのパンチをもらってアスクレンもバランスを崩す。

組み付いてアッパーを連打するアスクレンだが、マイアは離れてジャブ、ストレート、そしてミドルでアスクレンに良い形で組み付かせない。ラウンド残り1分で、マイアの右足にシングルレッグを仕掛けたアスクレンが、ハイクロッチに切り替えてテイクダウンに成功。しかしマイアも下からアスクレンの左腕を絞り上げる。さらにアスクレンの足を取り、潜り抜けようとするマイア。アスクレンは、シングルに移行したマイアのボディにパンチを打ち込んでいった。

2R、距離を取るマイアに対し、アスクレンが右ミドル。マイアは右ジャブで徹底的に距離を取る。アスクレンも組み付くことはできるが、すぐに離れられてしまう。マイアの左ストレートに対し、右アッパーを合わせたアスクレン。マイアの顔面から出血がみられる。続いてマイアの左に右を打ち下ろしたが、ショートレンジで左を被弾する。

右を突きながらマイアを追いかけるアスクレン、続く左右のパンチがマイアの顔面をとらえる。少しマイアの動きが落ちてきたか。アスクレンはまたも後半にシングルを仕掛けてテイクダウンに成功するが、マイアは三角からオモプラッタでスイープ。観客から歓声が沸き上がる。マイアはそのままバックを奪うも、今度はアスクレンが切り替えてトップに回った。

3R、下がりながらアスクレンの顔面にパンチを打ち込むマイア。アスクレンは組み付いてマイアをケージに押し込むも、倒すことはできない。ケージ中央で組み合うと、アスクレンが小外刈りでグラウンドに引きづりこむが、マイアはすぐに立ち上がる。打撃を交換した後、距離が近くなる両者。ここでマイアは再びジャブを突きながら足を使う。アスクレンはケージ中央で組み付くもテイクダウンを奪えない。

しかし、シングルレッグに切り替えたアスクレンがテイクダウン。対するマイアはすぐに足を取ってヒールを狙いつつスイープ、上を取るや一気にマウントを奪う。対してアスクレンが背中を向けてしまい、手首をキャッチして防ぐも仰向けにされると、ほぼシングルアームのRNCであえなくタップと同時に失神。マイアが一本勝ちを決めた。


PR
PR

関連記事

Movie