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【PFL2019#08】プレーオフ第2弾は超混戦のフェザー級とロシアが支配するライト級

PFL2019#08【写真】渋いブロックで、2連覇目指しファイナル進出なるか──ランス・パーマー (C)PFL

18日(木・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターでPFL2019#08が開催される。

大晦日NY決戦=ファイナル大会に向け、プレーオフ第2弾は群雄割拠のフェザー級とライト級で開催される。


フェザー級は昨年度の優勝のランス・パーマーが順当にレギュラーシーズンを1位通過も、初戦はアレックス・ギルピンに判定勝ち、2戦目がルイス・ジャパを3Rに仕留めたボーナス1を加えたのみで7点しか獲得できていない。2位のモヴィッド・ハイブラエブは初戦でデイモン・ジャクソンを10秒KOも、アンドレ・ハリソンとはドローで同じく7P、ハリソンに至っては1勝1分の4Pで5位、下位グループとしてボーナス「3」獲得で6P獲得のギルピン戦に臨むことになっている。

昨年準優勝のスティーブ・ザイラーやベスト4のアレッシャンドリ・カピタォン、LFA王者ジャクソンが脱落のフェザー級、サイラーを蹴落とした──ビビアーノ・フェルナンデの盟友──ジェレミー・ケネディスとガジ・ラバダノフ、ケネディの準々決勝の相手でキャリア34勝1敗のジャパら、大混戦模様だ。

1日2試合、レギュラーションが変わり準々決勝ではレギュラーシーズンの順位の影響がなくなり、ドローはタイブレイク判定で勝者が選ばれることになった。とにかく判定にばらつきが見られる5分✖2R制をいかに勝ち抜くのか。パーマー✖ラバダノフ、グリピン✖ハリソンはテイクダウン勝負、その勝者対決=準決勝はさらに渋い攻防になりそうな前半ブロックだ。

対してフィニッシュ率の高そうなジャバ✖ケネディ、不戦勝で勝ち残ったダニエル・ピネダの北米MMAを知り抜いたスタイルにハイブラエブは、真正面ファイトで切り崩しを狙うのか。後半ブロックは何が起こるのか、予想のつけようがない状況だ。

一方、旧ソ連圏が4人残り、準々決勝で潰し合いが見られるライト級。計量をごまかそうという非スポーツマンシップを見せたラムジー・ニジェム、これも同朋対決となったクリス・ウェード✖ネイト・アンドリュースはいかにも力不足の米国勢、孤軍奮闘の昨年優勝ナタン・シュルチ──ロシア勢の勝敗が体勢に影響してくることは間違いない。

■ PFL2019#08対戦カード

<ライト級準決勝/5分3R>
TBA
TBA

<ライト級準決勝/5分3R>
TBA
TBA

<フェザー級準決勝/5分3R>
TBA
TBA

<フェザー級準決勝/5分3R>
TBA
TBA

<ライト級準々決勝/5分3R>
アクメット・アリエフ(ロシア)
ラシッド・マゴメドフ(ロシア)

<ライト級準々決勝/5分3R>
クリス・ウェード(米国)
ネイト・アンドリュース(米国)

<ライト級準々決勝/5分2R>
イスラム・マメドフ(ロシア)
ロイック・ラジャボフ(タジキスタン)

<ライト級準々決勝/5分2R>
ナタン・シュルチ(ブラジル)
ラムジー・ニジェム(米国)

<フェザー級準々決勝/5分2R>
ルイス・ジャパ(ブラジル)
ジェレミー・ケネディ(カナダ)

<フェザー級準々決勝/5分2R>
モヴィッド・ハイブラエブ(ロシア)
ダニエル・ピエダ(米国)

<フェザー級準々決勝/5分2R>
アレックス・ギルピン(米国)
アンドレ・ハリソン(米国)

<フェザー級準々決勝/5分2R>
ランス・パーマー(米国)
ガジ・ラバダノフ(ロシア)

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