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【PFC22】道産子MMA大会=PFCで、小倉卓也と林優作がバンタム級&フェザー級チャンピオンに

PFC22【写真】プロ化2戦目が終了、12月22日に次回大会が開かれる(C)PFC

29日(日)、札幌市西区のザ・タワープレイス1FにあるコンカリーニョにてPFC(Pound 4 Pound Championship)22が開催され、その大会の模様が主催者より届いた。

道産子MMA大会=PFCにとってプロ化2戦目、バンタム級とフェザー級トーナメント決勝はそれぞれ以下のような試合結果になっている。


01<バンタム級T決勝/5分2R+1ex>
小倉卓也(日本)
Def.1R3分26秒by RNC
ジミー西(日本)

021R、序盤からジミー西がキャリアで上回る小倉に積極的に左ジャブから左インローでペースを掴もうとするも、右のガードが下がっているところに左フックを打ちこまれる。西はぐらつきながらも即クリンチし、得意のグランドへ。寝技に活路を見出そうとする西に対し、小倉はパウンドの連打で関節技を仕掛けさせない。コントロールしてパウンドで攻める小倉に対し、西は厳しい時間展開に。

03それでも西はパウンドに合わせて腕十字へ。反応した小倉も腕十字を狙い、極まらないと判断すると再びパウンドを攻撃の軸に。スクランブルとなり、バックを制した小倉がRNCでタップを奪う第3代PFCバンタム級王者に。元修斗ランカーが力の差を見せたベルト奪取となった。

04<フェザー級T決勝/5分2R+1ex>
林優作(日本)
Def.2R3分31秒by TKO
ジェイソン(日本)

05互いに右ストレートを出し合い、林がインローを打てばジェイソンは左フックを返す。そこからジェイソンが組んで林をケージに押し込むも、体を入れ替えられテイクダウンを奪われてしまう。パウンド狙いの林に対し、巧妙なガードワークを駆使した大きなダメージを受けないまま、ラウンド終了まで持ちこたえた。

062R、林のローが連続でロー、カーフフックを入れジェイソンの前足を殺しにかかる。初回同様に組みに出たジェイソンは、まるでデジャブのように態勢を逆転されテイクダウンを許す。林はジェイソンの両足を絡めて抑えつつ、パウンドへ。クリーンヒットがない林は起き上り、パウンドを狙う。ジェイソンの反応の上をいった林がパスガードを決めてサイドで抑える。アームロック狙いにスクランブルに持ち込んだジェイソンは、林のテイクダウンに対し頭を抱えて上を取ることに成功する。

この試合で初めてトップを取ったジェイソンだが、林はスクランブルからスタンドに。披露の色が濃く表れたジェイソンは、パンチで攻められながら前蹴りをヒットさせ、姿勢を崩した林のバックに。林はすぐにスクランブルに持ち込んで、ヒザと突き上げる。足にきたジェイソンに右フックを打ち込み、パウンドのラッシュでTKO勝ち。第2代PFCフェザー級王者に林が就いた。

07なおライト級王座決定トーナメントは初戦を勝ち上がった新名正啓と渡辺トシキが、12月22日(日)の年内最終大会=PFC23「やれんのか」でベルトを賭けて戦うこととなっている。

■PFC22試合結果

<バンタム級T決勝/5分2R+1ex>
小倉卓也(日本)
Def.1R3分26秒by RNC
ジミー西(日本)

<フェザー級T決勝/5分2R+1ex>
林優作(日本)
Def.2R3分31秒by TKO
ジェイソン(日本)

<ライト級T1回戦/5分2R+1ex>
新名正啓(日本)
Def.1R4分10秒by RNC
成田佑希(日本)

<ライト級T1回戦/5分2R+1ex>
渡辺トシキ(日本)
Def.1R2分22秒by RNC
山本祐希(日本)

<フライ級/5分2R+1ex>
橋上壮馬(日本)
Def.1R4分50秒by RNC
ショウタ(日本)

<フェザー級/5分2R+1ex>
遠藤来生(日本)
Def.2R1分34秒by フロントネックロック
寺田隆(日本)

<ミドル級/5分2R+1ex>
KAZUKI(日本)
Def. ExR3分07秒by 腕十字
飛流(日本)

<フェザー級/5分2R+1ex>
森崇純(日本)
Def.1R1分10秒by TKO
須藤秀斗(日本)

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