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【Strikeforce】12/19 世界ライト級統一戦が決定

2009.11.25

1ec0924f.jpg12月19日(土・現地時間)にカリフォルニア州サンノゼのhpパビリオンで行なわれるStrikeforce「Evolution」で、同プロモーション世界ライト級統一戦ジョシュ・トムソン×ギルバート・メレンデス戦が行なわれることが、24日(火・同)に正式発表された。

【写真】1年3カ月振りにMMAワールドのミスター・パーフェクトがヘキサゴンにカムバックする (C) Strikeforce

昨年6月にメレンデスを下し、同王座に就いたトムソン。レスリング出身、ムエタイを昇華し、柔術+柔道を取り入れたコンプリート・ファイターは、エル・ニーニョ・メレンデスを圧倒し、その存在感を大いに増した。

しかし、3カ月後のノンタイトル戦で勝利したものの、ストライクフォースが全米第2位のMMAプロモーションとして再スタートを切った4月、そして8月と連続してメレンデスとの再戦を負傷でキャンセルしている。


一方、メレンデスはトムソンに奪われたタイトルの奪回の機会を失った4月のサンノゼ大会でホドリゴ・ダムとの暫定王者決定戦に勝利し、8月に予定された統一戦も流れると、日本の石田光洋を相手に暫定王座の初防衛を果たしている。

今回の対戦は、噂にのぼっていたものの、なかなか正式発表がなされず、戦う当人たちをも当惑させていたが、3週間前の正式決定にも、王者トムソンは「体調は万全、この試合から自分が外れる理由は何一つない」と好調をアピール。

Melendez【写真】石田光洋戦では、ヌルヌル疑惑も起こったメレンデスだが……。その真価が問われる一戦となる (C) Strikeforce

一方の暫定王者メレンデスは、「去年の敗戦以来、再戦のことを考えないことはなかった。ずっと長い間、この試合のためにトレーニングを積んできた」と語っている。

また、当日は世界ミドル級王座を返上し、スーパーファイト路線をいくことを明言しているカン・リーが、スコット・スミスと対戦。また、一度は発表されたクリス&エバンゲリスタのサイボーグ夫妻の揃い踏みは、クリスの試合が来年1月にズレこんだため、エバンゲリスタのウェルター級初戦のみが行なわれることになりそうだ。

ホナウド・ジャカレイ×マット・リンドランド、そしてキング・モーのストライクフォースデビュー戦(×マイク・ホワイトヘッド)と、興味深いカードに加え、王座統一戦――。同大会が行なわれる19日は、ラスベガスでWEC45も開催されるため、イースタンタイムの午後10時より、SHOWTIME=ストライクフォース×VERSUS=WECとがっぷり四つのTV興行戦争の様相を呈することになる。

■Strikeforce Evolution 予定ラインナップは下記の通り

<Strikeforce世界ライト級統一戦/5分5R>
王者ジョシュ・トムソン(米国)
暫定王者ギルバート・メレンデス(米国)

<ミドル級/5分3R>
カン・リー(米国)
スコット・スミス(米国)

<ミドル級/5分3R>
ホナウド・ジャカレ・ソウザ(ブラジル)
マット・リンドランド(米国)

<ミドル級/5分3R>
ロビー・ローラー(米国)
TBA

<ライトヘビー級/5分3R>
キング・モー(米国)
マイク・ホワイトヘッド(米国)

<ウェルター級/5分3R>
エバンゲリスタ・サイボーグ(ブラジル)
TBA

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