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【Shooto 30th Anniv.T08】黒部三奈ら7選手で、修斗初の女子王座=スーパーアトム級王座決定T開催

Kurobe【写真】昨夜、宇野薫、根津優太、倉本一真ら11月24日大会出場選手とともにケージ上に上がった黒部は、「格闘技しかない。次の得物を決めてくれるとさらに気合が入ります」と話し (C)MMAPLANET

23日(月)、Sustainより11月24日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるShooto 30th Anniv.T08より、初代女子スーパーアトム級王座決定戦トーナメントがスタートすることが発表された。

今回のプレスリリースでは昨日の後楽園ホール大会でケージインし、次回大会出場がアナウンスされた黒部三奈を始め7人の選手が参加することが明らかとされている。


修斗初の女子のベルトは50キロというアトム以上、ストロー級以下の体重で争われ、黒部以外には韓国のイ・イェジ、ドイツからターニャ・アンゲラーの出場も今日の発表で明らかとなっている。さらにリーグ戦が進行中のシンクスインターナショナル・プレゼンツ・インフィニティリーグ2019(杉本恵、北野きゅう、原田よき、廣瀬里美が参加)の優勝者が来年1月大会の準決勝からトーナメントに加わり、最終的には3月大会の決勝で王者が決まる。

イ・イェジは7月大会で黒部に敗れているが、現在優勝候補筆頭といって過言でない黒部がスロースターターという点を踏まえてなお、初回の攻勢に成長の跡を見せていた。一方、ホフマンはドイツのRespect FCが開いた女子大会Amazons01でストロー級王座を獲得、DEEP JEWELSで2戦しており第一DATEに勝利し、長野美香とドローだった選手だ。

現時点で黒部に次ぐ実力者という見方がされるアンゲラーは、力強い打撃と柔術が主武器の選手で、如何にケージに対応しテイクダウン防御能力が上がっているのかは気になるところだ。また、プレスリリースで「世界各国から7名の選手を招聘し」と書き記されているが、現時点で発表されていない3名のトーナメント出場選手に今年入って猛威を振るうオランダ勢、あるいはフィリピンのチーム・ラカイ勢の出場はあるのか。特にラカイはONEに出ていたエイプリル・オセニオや、自ら主催する人材育成大会=チーム・ラカイ・チャンピオンシップのアトム級で2勝を挙げている──フィリピンのムエタイ・ジュニアチーム代表で活躍した──イスライ・エリカ・ボノガオら女子ファイターも在籍している。

史上初の修斗女子王者を決める戦いに彼女たちの名前が加わるようなことがあれば、ベルトの価値も高まるといえるだけに、今後の出場選手の発表を待ちたい。

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