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【Shooto 30th Anniv.T08】11月大会でレスリングエリート倉本一真✖根津優太戦──決定!!!

Nezu【写真】草魂燃えるか、根津優太 (C)MMAPLANET

22日(日)、本日午後6時に東京都文京区の後楽園ホールでShooto 30th Anniv.T07を主催するSustainから11月24日(日)の同所で行われるShooto 30th Anniv.T08の対戦カードの発表があった。

宇野薫✖マーカス・ヘルド戦が既にアナウンスされている同大会、激戦区バンタム級から根津優太✖倉本一真というカードが決まった。


韓国ROAD FCから修斗に戻り、魚井フルスイング、平川智也、祖根寿麻を破り3連勝中の根津に対し、倉本は2017年12月のデビュー以6連勝、7月の平川戦では右フック一発=35秒KO勝ちを収めている。

滋賀県の日野高校時代に国体(少年の部)、高校グレコ、JOC杯ジュニアで優勝し、グレコローマンだけでなくフリースタイルでも高校選抜で優勝経験がある倉本。その後は山梨学院大、自衛隊でレスラー人生を歩むと、2013年と2014年はハンガリーはブタペスト、ウズベキスタンのタシュケントで開催されたレスリング世界選手権にグレコ60キロ及び59キロ級への出場経験もある。

まさにワールドクラスのグレコレスラーは、MMAファイターとして完成度は決して高くないが、明確なフィジカルの差とレスリング力で大人と子供かという違いを見せつけてデビューから連勝街道を突き進んできた。そして前述したように大人と大人の戦いになると見られた平川にすら圧勝し、今回の根津との戦いに臨む権利を得た。

レスリング・エリートに対し、慧舟會出身の雑草筆頭格といっても過言でない根津は日本のMMA界切ってのレッグキッカーだ。そのローキックや打撃の印象が強い根津だが、本来はウェルラウンダーとしてテイクダウンや寝技という部分も修練を積んできた。それでもまだ上手く回っているように見えないのは、根津がMMAを考えすぎて戦っているきらいがあるせいだろうか。

ただし、今回の倉本戦はアスリートのコンペティションを戦うと、MMAでキャリアの少ないとはいえ倉本に分がある。根津にとっては、ずばり喧嘩腰──冷静な喧嘩をすれば、MMAファイターとしてのウェルラウンダーぶりが発揮されることが予想される。要は総力戦を気持ちを込めつつ冷静に戦うことが、草魂・根津に求められる一戦となる。

また今回の発表では先のONE JAPAN SERIESでアキラを左一発で倒した岡野裕城が田中有、キャプテン☆アフリカがABと戦うライト級3回戦と、同じONE JSで結果を残した清水清隆、そして小野島恒太の出場も明らかとなっている。

■ Shooto 30th Anniv.T07計量結果

<環太平洋バンタム級選手権試合/5分3R>
[王者] 岡田遼:61.2キロ
[挑戦者] 安藤達也:61.2キロ

<フェザー級/5分3R>
斎藤裕:65.8キロ
髙谷裕之:65.8キロ

<バンタム級/5分3R>
魚井フルスイング:61.2キロ
田丸匠:61.1キロ

<バンタム級/5分3R>
藤井伸樹:61.1キロ
齋藤翼:61.25キロ→61.2キロ

<ストロー級/5分3R>
猿丸ジュンジ:52.2キロ
中川マイケル:52.05キロ

<ストロー級/5分3R>
本田良介:53.7キロ→
黒澤亮平:52.2キロ

<Woman’s SHOOTO 50キロ・インフィニティリーグ2019/5分2R>
杉本恵:49.9キロ
北野きゅう:49.9キロ
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<Woman’s SHOOTO 50キロ・ インフィニティリーグ2019/5分2R>
原田よき:49.3キロ
廣瀬里美:49.5キロ

<フェザー級/5分2R>
久保村ヨシTERU:65.7キロ
木下タケアキ:65.7キロ

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