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【KSW50】ソルディッチはノンタイル戦へ。相次ぐ挑戦者の変更もKSWオールスター出場に変わりなし

Roberto Soldic【写真】試合まで4日の時点でタイトル防衛戦がなくなり、ノンタイトルのキャッチウェイト戦に出場することが決まったKSWウェルター級王者ロベルト・ソルディッチ (C)KSW

14日(土・現地時間)、英国ロンドンのウェンブリー・SSEアリーナで開催されるKSW50「London」。

KSWにとって記念すべき第50回大会は6月から大会の概要が発表され始め、4つのタイトル戦が組まれたビッグショーであった。それがまさにラストミニッツ、ファイトウィークの11日(水・同)になりKSWウェルター級王者ロベルト・ソルディッチに挑戦予定だったパトリック・キンスルが負傷欠場し、ノンタイトルの80キロ契約マッチでミハウ・ピエツァックと対戦することが決まった。


KSWヘビー級王者フィル・デフリーズはダミアン・グラボウスキに代わりルイス・エンヒッキになり、ヴァグネウ・プラドからプシェミスワフ・ミシアラにトマス・ナルクンへのチャレンジャーが変更されたライトヘビー級選手権試合。そして暫定ライト級王座決定戦でノーマン・パークは当初予定されたマリアン・ジュコスキの代役マルチン・ロゼクとベルトを賭けて戦う。

このように挑戦者の変更が続いた4大タイトルマッチは大会まで4日となった時点でウェルター級王者がキャリア8勝3敗のKSW初出場となるファイターとワンマッチを行うことが決まり、3大タイトルマッチに変更を余儀なくされた。

主催者泣かせの展開のなか、11月9日(土・同)にはKSWにとって初のクロアチア進出となるザグレブ大会=KSW51も決定しており、KSW史上唯一のクロアチア人王者ソルディッチは今回のビッグショーに出場に躊躇いは見られない。またそのソルディッチとタイトルを奪い、奪われというライバル関係にある南アフリカのドリキュス・デュプレシーも今大会に出場。ドイツ在住のブラジリアンで、TUF BR出演経験のあるジョイルトン・サントス・ルターバッハとのマッチアップが控えるなど、同大会がKSWのオールスター戦であることは違いない。

東欧のビッグプロモーションをリードするポーランド&英国ファイター達、RIZINがクロス・プロモーション候補の一つにKSWを挙げているという話もあり、現有勢力のチェックには最適の50回大会といえる。

■ KSW対戦カード

<KSWヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]フィル・デフリーズ(英国)
[挑戦者]ルイス・エンヒッキ(ブラジル)

<KSWライトヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者] トマス・ナルクン(ポーランド)
[挑戦者] プシェミスワフ・ミシアラ(ポーランド)

<KSW暫定ライト級王座決定戦/5分5R>
ノーマン・パーク(英国)
マルチン・ロゼク(ポーランド)

<ミドル級/5分3R>
トニー・ギレス(英国)
ダミアン・ヤニコフスキ(ポーランド)

<90キロ契約/5分3R>
ジェイソン・ラドクリフ(英国)
アントニ・シミレフスキ(ポーランド)

<ミドル級/5分3R>
ドリキュス・デュプレシー(南アフリカ)
ジョイルトン・サントス・ルターバッハ(ブラジル)

<80キロ契約/5分3R>
ロベルト・ソルディッチ(クロアチア)
ミハウ・ピエツァック(ポーランド)

<バンタム級/5分3R>
キャサリン・コスティガン(アイルランド)
アレクサンドラ・ローラ(ポーランド)

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