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【UFC106】サダロー、決定機欠くもバローニをフルボッコ

(C) ZUFFA■第6試合 ウェルター級/5分3R
アミール・サダロー(米国)
Def.3R終了/判定
フィル・バローニ(米国)

【写真】ボロボロになりながら、サダローの打撃を受けまくったニューヨーク・バッドアス。UFCの次戦はいかに―― (C) ZUFFA

右フックからダーティボクシング、左右のボディフックを連打しながら突進したバローニ。サダローは首相撲からヒザを顔面にヒットさせる。シングルレッグからテイクダウンを狙ったバローニは、この試みが失敗に終わっても、拳を出すことをやめずに前進を続ける。

首相撲からヒザで対抗するサダローは、バローニをケージに押し込んでなおフック、ボディを受けてしまう。バローニは首相撲に捉えられても、フックとアッパーを出し続けるが、スタミナが持つが心配される。テイクダウンに成功したバローニに、サダローはケージを蹴って腕十字を仕掛けるが、バローニはパウンドを落としてから立ち上がる、


首相撲からヒザを続けるサダローだが、体が流れてしまう。バローニはフックを打ち続けるが、残り時間1分を切ると、右ストレートを受けてスローダウン。その上、首相撲からのヒザを二発、モロに受けてしまう。それでも懸命にシングルレッグからダブルレッグに切り替えてテイクダウンを狙ったバローニは、最後もヒザを受けて1Rを終えた。

命を切り売りするようなバローニのファイト、サダローは左右のフックから二―を突き上げ、流血のバローニを追い込んでいく。ここでも右フックを繰り出すバローニだが、足がついていかず、サダローの右ローを左足に受ける。続いて前蹴りで顔面を蹴りあげられたバローニが、ボディへの前蹴りに体を預けるようにフックを放つと、サダローはその勢いを受け止めることができずケージへ追い込まれる。

態勢を入れ換えたサダローは、首相撲からボディへヒザを執拗に狙う。態勢を入れ換え、フックの連打を繰り出したバローニだが、動きは鈍く、再び態勢が入れ換えられハイキックを受ける。ただし、組みついてヒザを続けるサダローも、蹴りだす前から背中が伸びており、ヒザ蹴りに本来の威力は少ない。

立ち技の攻防のなかで、バランスを崩すなど、サダローもスタミナを切らしていることは確か。バローニを仕留めるどころか反撃を受けてしまう。最終回、飛び込んで左右のフック、ヒザ、さらにローを受けたバローニは、体を崩しながらフックを打ち続ける。サダローのスーパーマンパンチは空振りに終わるが、ケージ際にバローニを詰めると、鋭いヒジを打ちおろす。ダメージとスタミナ切れのバローニを相手に決定機を作ることができないサダローは、残り2分を切ってスーパーマンパンチをヒットさせる。と、ケージ際まで下がったバローニに追撃のアッパーストレート、右ストレート、前蹴り、左ハイキックを浴びせる。

さながら人間サンドバッグ状態に陥ったバローニは、最後までヒザ、パンチ、そしてヒジを受けながらも立ち続け、観客の大声援を集めた。しかし、試合を支配していたのはサダローだったのは明らか。判定3-0で勝利した。

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