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【PFL2019#06】計量終了 クロアチア国籍=石井慧が、プレーオフ進出を賭けてロショルト戦へ

7日(水・現地時間)、8日(木・同)にニュージャージー州アトランティックシティのオーシャン・カジノリゾートで開催されるPFL2019#06の計量が行われた。


すでにフェザー級、ライト級、ウェルター級、そして女子ライト級でプレーオフ進出8名が決定し、レギュラーシーズンも残すところライトヘビー級とヘビー級で争われる今大会のみとなった。

メインに出場するクロアチア国籍となった石井慧は、そのクロアチア国旗を手にパブリック計量に登場し、ジャレット・ロショルトとフェイスオフ。現時点で3P=6位の石井に対し、ロショルトは0Pの12位となっている。

今大会では、ここまでの持ち点が6Pでランク1位と2につけるケルヴィン・ティラーとデニス・ゴルソフを潰し合わせる一方で、0点同士の対戦が2試合組まれている。つまり3Pを持つ6の石井だが、その2試合はドローでない限り一方の選手が少なくとも3Pを獲得し、ボーナスを手にするかどうか判明してからロショルトと対峙することになる。よってスコアを計算して戦うことができるが、少なくと判定勝ちの3Pを手にしないとプレーオフ進出が難しいという状況でデカゴンに足を踏み入れることが予想される。

負けると脱落という状況の可能性が大きいだけに、今大会のメインになったことも十分に考えられる石井。しっかりとロショルトに勝利しプレーオフ出場権を手にしてもらいたい。なお、ライトヘビー級ではホニー・マクルスが体重オーバーで、対戦相手のダン・スポーンが3Pを獲得するも、ここまでポイントのない昨年準優勝=ヴィニー・マガリャエス✖ラキム・クリーブランド、同じく0点のジョーダン・ジョンソンが3点を持つシギ・パエレイラと戦う。これらの試合の結果により、当確の是非が確定。完全にプレーオフ進出を他人の手にゆだねる状況だ。

勝ち負けだけなく、ポイントという要素が深く絡んでくるPFLらしい大会となる。

■PFL2019#06計量結果

<ヘビー級/5分3R>
石井慧: 240.6ポンド(109.13キロ)
ジャレッド・ロショルト: 257ポンド(116.57キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴィニー・マガリャエス: 205.2ポンド(93.07キロ)
ラキム・クリーブランド: 204.8ポンド(92.89キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ラシッド・ユサポフ: 206ポンド(93.44キロ)
ヴィクトル・ネムコフ: 205.6ポンド(93.25キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アリ・イサエフ: 263.2ポンド(119.38キロ)
カール・シウマヌタファ: 265.2ポンド(120.29キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
マキシム・グリシン: 205.8ポンド(93.34キロ)
ミハイル・モクナトキン: 205.6ポンド(93.25キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヴァルドリン・イストレフィ: 244.4ポンド(110.85キロ)
モー・デリース: 245.6ポンド(111.4キロ)

<バンタム級/5分3R>
オマル・ヌルマゴメドフ: 135.8ポンド(61.59キロ)
シジマウ・ホロニオ: 135.4ポンド(61.41キロ)

<ヘビー級/5分3R>
フランシマウ・バホーゾ: 244.8ポンド(111.03キロ)
ベン・エドワーズ: 264.2ポンド(119.83キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ケルヴィン・ティラー: 265 ポンド(120.2キロ)
デニス・ゴルソフ: 241.2ポンド(109.4キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ヴォルク・アターエフ: 205.6ポンド(93.25キロ)
エミリアーノ・ソルディ: 205.8ポンド(93.34キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アレックス・ニコルソン: 238.2ポンド(108.04キロ)
ジク・トゥイネイワイリー: 265.6ポンド(120.47キロ)

<ライトヘビー級/5分3R>
ジョーダン・ジョンソン: 205.8ポンド(93.34キロ)
シギ・パエレイラ: 204.8ポンド(92.89キロ)

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