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【UFN153】大逆転! アンソニー・スミスが地元グスタフソンの打撃に耐えてRNCでタップを奪う

<ライトヘビー級/5分5R>
アンソニー・スミス(米国)
Def.4R2分38秒 by RNC
アレクサンダー・グスタフソン(スウェーデン)

グスタフソンはケージを背にしながらサークリング、スミスが距離を詰めていく。スミスの右クロスをかわしたグスタフソンは、前蹴りを使って距離を保つ。そんなグスタフソンを、スイッチしながら追いかけるスミス。ケージ際でスミスの左フックが、グスタフソンの顔面を捉える。ケージ中央では、グスタフソンが関節蹴りと左ジャブを放つ。

再びサークリングし始めたグスタフソンに、スミスは右ロー、そして左ハイ。グスタフソンの左ジャブの打ち終わりに、スミスは右ストレートを合わせる。ケージ中央で、細かいローを繰り出すグスタフソン。ラウンド終了間際、左フックをスミスの顔面に当て、相手をケージまで追い込んだ。しかしグスタフソンの左足にカットと大量の出血が見られる。

2R、いきなり距離を詰めていったグスタフソン。しかしスミスが右オーバーハンドを振ってくると、距離を取ってサークリングしつつ、前蹴りを放っていく。再び前に出て距離を詰め始めたグスタフソンは、フェイントを混ぜつつパンチとローを狙う。スミスは左インローを放つが、グスタフソンの足は止まらない。グスタフソンがケージを背にすると、左ハイを放ったスミスだが、グスタフソンはブロックで防ぐ。

スミスがバックステップすると、距離を詰めたグスタフソン。スミスのシングルをカットし、リズムを刻みながら足を使う。ケージ中央でスミスの左フックがヒット。グスタフソンは左右の関節蹴りを繰り出す。スミスの右オーバーをブロックしたグスタフソン、ここでもラウンド終盤には攻勢に出て、右クロスを振るう。

3R、地元ファンがグスタフソンに大歓声を送る。左ジャブを突きながら前に出るグスタフソン。スミスの右の打ち終わりに、ストレートとアッパーを合わせる。ケージ中央でローを打ち合う両者。再びグスタフソンはサークリング、グスタフソンの右をかわして回り込む。さらに相手の動きが止まると右を打ち込み、ケージ中央では左ジャブと関節蹴りを繰り出していく。

上下にリズムを刻みながら、左右のパンチを伸ばすグスタフソン。スミスの動きが、やや落ちたか。グスタフソンの左ジャブがクリーンヒット。さらにローを放ちながら左右に回り、ローとパンチをヒット。スミスがローを嫌がる素振りを見せる。そしてラウンド終了まで40秒を切ったところで、グスタフソンが左ミドルから組み付き、テイクダウン。ケージ際でパウンドを浴びせた。

4R、左右ローを放つグスタフソン。さらに左ミドルハイを打ったが、スミスに右ストレートを合わされる。前に出るスミスと、ケージを背にして回るグスタフソンだったが、スミスの動きが落ちるとグスタフソンが距離を詰める。しかし、スミスも組み付き、ケージ際でテイクダウンに成功、グスタフソンのバックに回る。

グスタフソンは体を起こしてディフェンスするが、スミスはグスタフソンの体を伸ばしてパウンドを落とす。グスタフソンの動きが止まり、スミスが首に腕を回してRNC。グスタフソンはタップ、スミスが逆転勝利となった。

グスタフソンのタップ直後は静まり返った会場も、勝ち名乗りを受けるスミスを祝福.
一方、敗れたグスタフソンはインタビューに答えたあと、グローブをマットに置いてオクタゴンを後にした・・・。

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