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【ONE95】試合中止からのラウラ・バリン戦へ、VV.Mei「最終手段だと思い、直接チャトリに……」

VV.Mei【写真】試合前夜もしっかりと汗をかいていたVV.Mei (C)MMAPLANET

17日(金・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムでONE95「Enter the Dragon」が行われ、VV.Meiがラウラ・バリンと対戦する。

本来、中国のモォン・ボウと対戦予定だったが、2月のシンガポール大会に続き、モウの欠場で試合がなくなるところっだった。しかし、彼女自らがチャトリ・シットヨートンCEOにコンタクトを取る執念で、リングに上がることとなった。

6日間のショートノーティスで試合を受けてくれたラウラ・バリンに感謝しつつも、情を殺して圧倒的に勝利することを誓うキラーMeiの言葉をお届けしたい。


──対戦相手がモォン・ボウからラウラ・バリンに急遽変更、ばかりか1度は試合がなくなっていたそうですね。

「2月のシンガポール大会は空港に着いて相手の欠場を聞かされました。今回は月曜日に日本を出るスケジュールで、土曜になる夜中に相手が欠場で代役が見つからないという連絡がありました。

その時はキックルールでもグラップリングでも良いから、相手を探してほしいとマネージャーを通して伝えたんです」

──キックルールでも?

「全然、もう構いませんよ。でも、それも無理だっていう返事で。最終手段だと思い、直接チャトリに『シンガポールのファンから応援のメッセージもたくさんもらっています。これで2回目なので、何とかしてください。シンガポールに行くので、ギリギリでも相手が見つかったら戦いたいです』という旨を熱く伝えました」

──素晴らしいバイタリティです。

「で日曜日の朝ですかね、ラウラ・バリンがタイにいて体重も落とせそうだということで受けてくれました」

──アルゼンチンの選手ですよね。

「ハイ。シィオン・ヂィンナンの初防衛戦の相手で5Rまで粘ったことが評価された選手です。その後、2月に三浦彩佳選手に負けています」

──つまり1階級上の選手だと。

「アトム級に落とそうとしていたみたいで、ちょうど絞っている時で、体重が落とせるようだからと試合が決まりました」

──Mei選手の気持ちが途切れることは?

「なかったです。誰でも良いから試合をやるべきだと思っていたので。さすがに2回も同じ相手で試合が飛ぶなんて、それはないだろうとずっという気持ちでした。

でラウアは尿検査が1日目にダメで、今日はOKだったみたいで。きっと明日も、大丈夫だろうと思います」

──戦う前に感謝の気持ちを持ってしまって、試合に影響はでないでしょうか。

「こういう状況になった選手をこれまでも見てきましたし、自分がなっても気を抜かないでやることを心がけようと思い聞かせてやってきたので、そこは大丈夫です」

──情に流されることはない?

「情とリングに上がった時に戦うことは全く別だと思っています。試合は試合で絶対に勝たないといけない。どういう状況だろうとそこは変わらないです。

相手にちょっとでもチャンスをあげてしまうレベルにいるとダメだということですよね。どんな相手にも圧倒的に勝たないといけないので。そういう情を持ち込まない集中力が必要です」

──バリンに関してはパンダには善戦しましたが、三浦選手にすぐに首投げに取られる位置にいるのはどういうことなのだろうかと思ったのも事実です。

「動きを見ても不器用だと思います。殴り合いでガンガン来るのは得意でも、苦手なところもありますよね」

──ドンくささと強さが重なっているのかと。

「殴られてもずっと前に出てガツガツするのは得意ですけど、そういうところは出させずに自分の形で勝てたらと思います」

──アンジェラ・リーが女子アトム級王座を持ち続けている状態ですが、とにかくタイトル戦にメイ・ヤマグチが必要だという試合がする必要がありますね。

「アンジェラ……、落とせるんですかね。もう圧倒的に勝たないといけないし、相手に少しも『挑戦したい』と思わせない……思いたくならない強さを身につけないといけないです」

■ONE95対戦カード

<ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] 青木真也(日本)
[挑戦者]クリスチャン・リー(米国)

<Super Seriesキックボクシング世界ライト級選手権試合勝/3分5R>
ニキー・ホルツケン(オランダ)
レギン・アーセル(オランダ)

<ONE Super Seriesキックボクシング・フェザー級ワールドGP準々決勝/3分3R>
ペットモラコット・ペッティンディー・アカデミー(タイ)
ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)

<ONE Super Seriesキックボクシング・フェザー級ワールドGP準々決勝/3分3R>
ヨーセングライ・IWE・フェアテックス(タイ)
サミー・サナ(フランス)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
セイジ・ノースカット(米国)
コズモ・アレッシャンドリ(ブラジル)

<ライト級(※77.1キロ)ワールドGP準決勝/5分3R>
アミール・カーン(シンガポール)
ザイード・フセイン・アサラナリエフ(トルコ)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
キム・キュソン(韓国)
ジェヘ・ユースタキオ(フィリピン)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク(タイ)
ミャオ・リータオ(中国)

<ONE Super Seriesキックボクシング・フェザー級ワールドGP準々決勝/3分3R>
ジョー・ナタワット(タイ)
サーシャ・モイサ(フランス)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
アレックス・シウバ(ブラジル)
内藤のび太(日本)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ゲイリー・トノン(米国)
中原由貴(日本)

<ONE Super Seriesキックボクシング・フェザー級ワールドGP準々決勝/3分3R>
ジャバル・アスケロフ(ロシア)
エンコロ・ケール(ドイツ)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
VV.Mei(日本)
ラウラ・バリン(アルゼンチン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
シャノン・ウィラチャイ(タイ)
ユーリ・ラピクス(イタリア)

<ONE Super Seriesキックボクシング・フェザー級ワールドGP準々決勝/3分3R>
ダニエル・ドーソン(豪州)
ブラウン・ピナス(オランダ)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ラフール・ラジェ(シンガポール)
リチャード・コーミナル(マレーシア)

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