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【ONE95】ONE初陣へ、セイジ・ノースカット「MMAだけでなくムエタイでもキックでもベストに」

Sage【写真】元気溌剌。とにかく明るいセイジ・ノースカット (C)MMAPLANET

17日(金・現地時間)、シンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるONE95「Enter the Dragon」でスーパーセイジこと、セイジ・ノースカットがONEデビュー戦を戦う。

ダナ・ホワイト・ルッキン・フォー・ア・ファイトで見いだされた北米MMA界の寵児は、UFCを離れONEを選択した。マーシャルアーツと共に成長した彼は、ONEという新しい舞台でムエタイやキックボクシングへの挑戦にも興味を持っている。

キック、ムエタイで世界のトップに君臨しMMAでも7勝1敗の戦績を残している。百戦錬磨のベテランとの対戦を前に、若さに満ち溢れたノースカットのインタビューをお届けしたい。


──ダナ・ホワイト・ルッキン・フォー・ア・ファイトからセイジとUFCは両想いのように見えていたのですが、なぜONEと契約したのでしょうか。

「UFCを離れ、ONEと契約したのはマーシャルアーツに関して捉え方の違いからなんだ。UFCとONEは対極にある。ONEではミスター・チャトリやミスター・ヒュームなど経営に関わっている人だけでなく、選手たちもマーシャルアーツの真の意味を理解し、互いにリスペクトしあっている。僕は子供の頃からマーシャルアーツと共に育ったから、ONEの考えた方の方が当たり前だったんだよ」

──セイジはキッズ空手で活躍してきたそうですね。

「空手だけでなく、カジュケンボー、テコンドーも練習し日本式、ハワイ式、韓国式のフォームの試合に出ていた。そういうなかで対戦相手を敬うことは自然な感情だったんだ」

──カジュケンボーも行っていたのですか。

「カジュケンボーはケンポーをよりハードにしたマーシャルアーツで、コンペティションもあった。日本のフォームだけでなく、カジュケンボーでもテコンドーでも世界王者になったんだ。そしてカジュケンボーもテコンドーも黒帯の4段を持っている」

──カジュケンボーがどのような大会を開いるのか想像がつかないのですが、テコンドーはポイント制ですよね? 空手もポイント空手だったのですか、それともフルコンタクト空手で戦ってきたのでしょうか。

「フルコンタクト空手も経験しているけど、極真空手ではなかった。コンティニュース・ファイティングと呼ばれている空手で、攻撃を4回繰り返すなかで、1発は蹴りを使わないといけないというモノだった。フルコンタクトだけど、極真ではないルールだね」

──世界には色々なルールの空手があるものですね。

「ほんと、頭がこんがらがるよ(笑)。よりリアルなシチュエーションでの対処が求められていたカジュケンボーにも、セミコンタクトとフルコンタクトのルールがあったんだ」

──ストライキングを幼少のころから続けていたセイジが、なぜMMAに興味を持つようになったのですか

「12歳から13歳にかけて、僕は空手の大会に出るために世界中を旅していた。でも、そんな時にダウンを奪った相手をどう攻めるのかを知りたくなったんだ。そして、もっといろいろなスタイルを経験したいと思いレスリングを始めたんだ。自分でレスリングと打撃を混ぜるようになり、それから柔術も始め17歳で初めてMMAで戦った」

──ずっと打撃系のマーシャルアーツの練習をし、結果も残しているのに殴った後のことは考えるという感性が凄いですね。

「だってどれだけ優れた左ジャブの使い手でも、それだけではレスラーとは戦えないよね。だから、全てのスタイルの技術も習得したかった。僕はコンプリートファイターになりたいから」

──ではONEのグラウンドでのヒザ蹴りが許されたルールに対して、どのような印象を持っていますか。

「過去7カ月、あらゆるルールを想定して練習してきた。これが使えたらとか考えながら。それが楽しくて。そうだね、昔のPRIDEルールみたいだし、楽しみだよ。使える道具が増えることは楽しいよ」

──グラウンドのヒザ蹴りも戸惑うことなく使えそうですか。

「興味深いよ。米国では許されていない技だし、グラウンドでのヒザなんて練習で使うこともできない。だから、どうなるのか楽しみなんだ」

──ところでMMAだけでなく、キックボクシングやムエタイアにも興味があるようでした。

「そうだね。MMAだけでなく、ムエタイやキックボクシングの試合も戦ってみたい。キックやムエタイも凄くエキサイトで楽しいからね。空手がベースだけど、ムエタイやキックボクシングの練習もしてきた。

だからムエタイでもキックボクシングでも可能な限り、世界のベストと戦って自分がどこまでできるか試してみたい。僕はまだ22歳で若い、いろんなことを学んでベストになりたんだ。キックボクシングでも、ムエタイでも、MMAでもベストになれると信じている。そのためにハードな練習を続けているからね」

──ONEでのキャリアのスタートはコズモ・アレッシャンドリが相手です。

「キックボクシング界のスーパースターで、凄く経験豊かなファイターだ。そんなコズモを相手に、MMAをリングで戦うのも初めてだし、凄く楽しみなんだ」

──元気いっぱいのスーパーセイジから、日本のファンへ一言お願いします。

「コンニチワ。僕の試合に興味を持ってもらえて凄く嬉しい。良い試合をしたいと思っているよ。オネガイシマス」

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