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【Bellator221】チャンドラー×フレイレ、リマ✖MVPに優るとも劣らず──注目のAJ・マッキーJr×カーラン

Bellator211【写真】自分本位でない戦いができるカーランに対し、マッキーは自分を貫くことができるか(C)MMAPLANET

11日(土・現地時間)、Bellator221「Chandler vs Pitbull」がイリノイ州ローズモントのオールステート・アリーナで開催される。メインはベラトール世界フェザー級王者パトリシオ・フレイレが、マイケル・チャンドラーに挑戦するベラトール世界ライト級選手権試合だ。


MMA界で流行の階級を越えたチャンプ・チャンプ対決、さらにウェルター級ワールドGP準決勝ドゥグラス・リマ✖マイケル・ペイジという絶対に見逃せない1戦以外に、今大会ではAJ・マッキーJr×パット・カーランという非常に興味深いマッチアップが見られる。

2012年の大晦日に青木真也と対戦したアントニオ・マッキーを父の持つマッキーJrは2015年4月のプロMMAデビュー以来、一貫してベラトールでキャリアを積み上げてきた。過去4年で13連勝、英才教育として勝ち上がるべき試合で実力をつけてきた24歳だ。

8戦目ごろまではまさに育てられた感のあるマッキーだが、それからの3試合はブライアン・ムーア、ジョン・マカパ、ダニエル・クロフォードとどう転ぶか分からない試合をクリア、うち2試合でフィニッシュし、勝利の度に主張する世界への挑戦が現実のモノとして見えてきた。

そんなマッキーをローズモンドから、車で1時間ほどのクリスタルレイク在住のカーランが迎え撃つ。2度、ベラトールのフェザー級で頂点に昇りつめているカーランにとって、この試合は1年7カ月振りの実戦復帰で、ブランクは気になるところだ。なんせカーランが試合から遠ざかっていた間に、4つの勝利をマッキーは上げている。

しなやかかつパワフルな打撃からテイクダウン、組みのなかでの打撃も強くフロント&バックチョークでフィニッシュもできるマッキー。対してカーランの絶妙なカウンターや打からテイクダウンという相手の動き、心境を読んだうえでの攻撃は、自らのリズムで流れるように動くマッキーのソレとは明らかに質が違う。

カーランを相手にマッキーが自分のリズムを押し通すことができれば、もうこれはタイトル挑戦に間違いなく当確。その一方で、カーランの対応力に思ったように動けないような状況に陥ってこそ、マッキーの本当の意味での強さが見極められというもの。そうなればマッキーの連勝は勢いでなく、実力者が勢いづいているという認識に変える必要が出てくる。

マッキーの査定試合だからこそ、カーランは本来持つ強さを発揮してほしい──そんな1戦だ。

■ Bellator221対戦カード

<Bellator世界ライト級選手権試合&ワールドGP準々決勝/5分5R>
[王者]マイケル・チャンドラー(米国)
[挑戦者]パトリシオ・フレイレ(ブラジル)

<ウェルター級ワールドGP準決勝/5分5R>
ドウグラス・リマ(ブラジル)
マイケル・ペイジ(英国)

<フェザー級/5分3R>
AJ・マッキーJr(米国)
パット・カーラン(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ジェイク・ヘイガー(米国)
TJ・ジョーンズ(英国)

<フェザー級/5分3R>
ティワン・クラックストン(米国)
ジェイムス・ベネット(米国)

<フェザー級/5分3R>
アディル・ベンジーラニー(モロッコ)
クリス・ランチオーニ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
スコット・ライツ(米国)
ジョシュ・ストリーカー(米国)

<バンタム級/5分3R>
ブライアン・バウティスタ(米国)
ロブ・フェニクル(米国)

<バンタム級/5分3R>
アスカル・アスカル(パレスチナ)
テイラー・ムーア(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ジェイムス・ボクノヴィッチ(米国)
ロブ・モロー(米国)

<ライト級/5分3R>
クリス・ゴンザレス(米国)
チャーリー・ラドキ(米国)

<ライト級/5分3R>
アダム・ワード(米国)
アマチュシン・フーヘンフウ(モンゴル)

<バンタム級/5分3R>
ホセ・レオン(米国)
クリスチャン・ロドリゲス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
デヴィッド・ラトリア(米国)
ジェイソン・ベリエウ(米国)

<フライ級/5分3R>
ジョーイ・ディール(米国)
ジェシー・バッジィ(米国)

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