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【ONE94】ライト級に戻してエイドリアン・パン戦へ、徳留一樹「ご飯をしっかりと食べることは大切」

Kazuki Tokudome【写真】ライト級で心機一転、本来の姿と闘志を見せてほしい (C)NOB YASUMURA

10 日(金・現地時間)、タイはバンコクのインパクトアリーナでONE94「Warriors of Light」が開催され、徳留一樹がエイドリアン・パンと戦う。

昨年7月にフェザー級ファイターとしてONEと契約して、ここまで2敗。ライト級の頂点に君臨したパンクラスでの日々を知る日本のファンには、予想もできなかった状況に甘んじていることは確かだ。

今回からライト級で戦うこととなった──捲土重来を期す、徳留に話を訊いた。


──ONEで3試合目、ライト級に戻してエイドリアン・パンと戦います。計量を終えて、体調の方は?

「やっぱりライト級に戻したので、以前のように良いです(笑)」

──昨年7月のONE初戦はエリック・ケリーからジャダンバ・ナラントンガラグに急遽対戦相手が代わったのを飲んで契約し、第2戦もエミリオ・ウルティアからクリスチャン・リーに変更され、連敗を喫した状況です。まさかの展開ではあります。

「久米さんに負けてからなので、3連敗でしんどいというのはあります。ただナラントンガラグもクリスチャン・リーも同じ条件で急遽試合を飲んだのですから、やって負けても言い訳はできないです」

──徳留選手と戦った時から、クリスチャンは覚醒したように感じました。

「僕も当然自信があって戦いを受けました。ただ、ケージのなかで向き合うと『こいつにはパンチは当たらないな』っていう空気になってしまったんです。遠いというか、不思議な間合いで。試合前に考えていたのとはまるで違う強さでした。滅茶苦茶強かったです。

右のパンチからテイクダウンにつなげられる。同じ入りで3度倒されて……、同じことをされているのに対処できなかったです」

──そこを経て、ONEの計量方法でもフェザー級は厳しいという判断もあったのでしょうか。

「振り返ってこういうことを言うのは恥ずかしいですけど、きつかったです。普段から食事を節制して74キロぐらいにキープしていたのですが、ライト級に戻すことを決めて食事量を増やすと、一気に80キロを超えたんです。でも練習をすると77キロぐらいになるので、やはりこの階級の方がナチュラルだし、凄く合っているかと感じました」

──練習していても違いは感じられましたか。

「飯を食えていると、練習が楽しくて熱も入ります。2部練習、3部練習をしても疲れないですしね。やっぱり、ご飯をしっかりと食べることは大切だと痛感しました。ライト級では対戦相手が大きくなるかもしれないですが、通常体重で戦える方が自分としては動けます」

──今回は、それこそ鬱憤を晴らすファイトを──という気持ちでしょうか。

「そこはそれほど思っていないです。ただ、ここまでの反省もあるので、スタイル的には少し変わったかと思います。打撃偏重になっていたので、しっかりとMMAを戦うことを念頭に、ずっとGENで数カ月間やらせてもらってきました。ウェルター級やミドル級の選手が多いのですが、それでも力負けることもなかったです」

──エイドリアン・パンはそれでもフックを振りまわしてくるかと思います。

「絶対的なパワーはあると思いますが、自分から攻めるのではなくて待ちの選手ですよね。一発、当たると一気呵成に攻めてくるので、その時に上体が上がらないようにしっかりとガードして戦おうと思います」

──ライト級はワールドGPも行われています。あそこで戦っている選手たちの戦いの輪に早く加わってほしいです。

「今はそこは考えていないです。とにかく、この試合です。1戦、1戦を大切にして勝っていきたいです」

──徳留一樹はこんなもんじゃいというのをONEという舞台で見せてほしいです。

「ハイ。頑張ります。そうですね……もう焦らずボチボチやりますので、ケージの中を見てください!!」

■ONE94対戦カード

<Super Seriesムエタイ世界バンタム級選手権試合勝/3分5R>
ノンオー・ガイヤーンハーダオ(タイ)
鈴木博昭(日本)

<Super Seriesキックボクシング世界フライ級選手権試合勝/3分5R>
ペッダム・ペッティンディー・アカデミー(タイ)
エリアス・マムーディ(アルジェリア)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
佐藤将光(日本)
マーク・アベラルド(ニュージーランド)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ロッタン・ジットムアンノン(タイ)
ソク・ティー(カンボジア)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ロビン・カタラン(フィリピン)
ポンシリ・ミートサティート(タイ)

<キック・バンタム級/3分3R>
ジャン・チェンロン(中国)
バニコフ・ユサフ(キプロス)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
徳留一樹(日本)
エイドリアン・パン(豪州)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
シントンノーイ・ポー・テラクン(タイ)
サヴァス・マイケル(キプロス)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
スーパレック・キアトモー9(タイ)
ルイ・ボテーリョ(ポルトガル)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
下石康太(日本)
ピーター・バウシュト(オランダ)

<キックボクシング女子アトム/3分3R>
ジャネット・トッド(米国)
ワン・チンロン(台湾)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ハシガトゥ(中国)
オエス・シャー(パキスタン)

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