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【HEAT44】ヘビー級王者となった石井慧「米国のファンの前で結果を残したいと思います」

Satoshi Ishii【写真】控室に戻るころにはすっかり落ち着き、ご機嫌になっていたHEATヘビー級チャンピオン石井慧は御覧のファイティングポーズ(C)MMAPLANET

2日(土)、名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で開催されたHEAT44のメインで石井慧が、カルリ・ギブレインを破りHEAT総合ヘビー級王者に輝いた。

2R3分54秒、アメリカーナを極めて一本勝ちした石井はギブレインに詰め寄り、F単語を連呼した。初回に上四方で抑えているときに、反則のヒザを受けたことに対する怒りが爆発した石井だったが、その後はファンと10分以上に渡り写真撮影を繰り返すなど、すぐに穏やかさを取り戻した。そんな石井が共同会見でこれからについて語った。


──試合後、相当に怒っていましたね。あれは反則のヒザ蹴りに対してですか。

「ハイ。KSWの試合に標準をあわせていて、万全を期して戦いたいと思っています。アマチュアじゃないので、ルール説明もあって分かり切った反則をするのはダメです。アレは本当に……ありえないです」

──その怒りを試合が終わるまで、外に出していませんでした。

「感情に任せると良いことはないですから。細かくヒジ、ヒザで削って最後に極めることができました。1Rの終わりで止めてもおかしくないぐらい極まっていました。でも、安全にじゃないですけど、ケガをしないように慎重に戦おうと思っていました」

──マウントよりサイドの方が攻めやすいですか。

「横からヒジという方が攻めやすいですね。それでも相手も研究してきていたし、それならマウントからでも僕は全然攻めることができるので。マウントも今日やったように、自分の戦いの中に取り入れていっても良いかと思いました」

──23日にKSWでフェルナンド・ロドリゲスJrと戦います。短期間に欧州と日本を行き来するのは厳しくはないですか。

「HEATの方が先にオファーをもらっていて、あとからKSWはケガをした選手の代役で入ることになったので。それでHEATの試合をキャンセルなんてできないです。これは僕にとって仕事なので、仕事をしている身としては戦って当然です。それとサシャ(ミリンコヴィッチ)にチャンスを与えたかったというのも大きいです。

なのでサシャが負けた時は戸惑いました。ミルコの試合で米国に行って、戻ってきてからの試合だったので今回は可哀そうでした。もう1度チャンスをもらえるようお願いし、HEATの志村代表からも承諾してもらえたので、次の試合を見てほしいです」

──PFLも5月から2019年シーズンが開幕します。

「実は一昨日かな、PFLからKSWにも出て良いと話がつきました。半年はPFLで戦い、終わればKSWで戦います」

──PFLは優勝賞金が100万ドル、米国の主要都市で試合が組まれます。

「そうですね、MSGで戦えるしESPN+での配信も発表されました。米国のファンの前で結果を残したいと思います。それと1試合目で、2018年王者のフィリッピ・リンスと戦うことになりました。十分に勝てる自信はあります」

──PFLはポイント制であったり、プレーオフのトーナメント制も特殊なレギュレーションを採用しています。

「勝てば上がっていくので、特に何かを変えるということはないです。ミルコのところで練習してきて自信もつきましたし、トーナメント出場選手を見ても問題ないかと思います」

──クロアチアにいて凄く気持ち良く過ごせているようですが、今回HEATに参戦して名古屋のファンが非常に温かく石井選手を迎え入れてくれました。

「嬉しかったです。ファンの人ともコミュニケーションがとれて、普通の僕として接することができたなって(笑)。それにケージだと戦いやすいので、ブレイクのない戦いは違うというのを日本のファンに見てほしいです」

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