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【UFC235】一方的な展開再び、反則ヒザ蹴りで2P減点のジョン・ジョーンズがスミスを下し王座防衛

<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
ジョン・ジョーンズ(米国)
Def.3-0:48-44.48-44.48-44
アンソニー・スミス(米国)

まずスミスが左ローを繰り出す。構えを変えながら戦うジョーンズが大きな振りのワンツーを空振りし、スピニングバックキックをボディに入れる。スミスは左オーバーハンドから右フックが空を切り、ジョーンズがかかと落としを見せる。スミスも構えを変えるが、ジョーンズが再びスピンングバックキックを当てる。スミスの左ハイをキャッチし組みついたジョーンズがケージに押し込む。飛び上がるように肩パンチを見せて離れたジョーンズは関節蹴りを繰り出す。サイドキックをボディに受けたスミスは、左ハイを下がってかわすも、ほとんど攻撃のないまま初回を終えた。

2R、右のカウンターを放ったスミスはボディを蹴られて、間合いを取り直す。そこにスピニングエルボーを放ったジョーンズが組み付く。ヒザをボディに入れて離れたジョーンズに、スミスが右フック、続いてボディにパンチを打ち込む。ジョーンズは左前蹴りをボディに入れ、スミスの右ボディには反応する。左ストレートをヒットされ、ケージまでの距離を測ったスミスは手数が少ない。右を被弾し、右を返したジョーンズ。スミスは右ボディストレートを伸ばす。左ローを蹴るなど攻撃を散らすジョーンズが、左ハイ。ブロックしたスミスのボディに右フックを打ち込む。ケージにつまり、動けないスミスにジョーンズが組み付いたところでラウンド終了となった。

3R、淡々とジョーンズの攻撃を続く展開のなか、スミスはクリンチでケージに押し込まれた展開が続く。ついにはブーイングが起こる場内、ジョーンズはヒザを腿に放つ。頭を胸につけて左フック、右肩パンチを突き上げるジョーンズがついにボディロックからスラムでテイクダウンを奪う。正対してきたスイスをがぶったジョーンズ。正座上体になったスミスがケージまで下がると、王者がわき腹にパンチ、太腿にヒザを放つ。さらに太腿を殴るとジョーンズに対し、スミスがシングルレッグを仕掛けたところで時間となった。

4R、左ハイ、スピニングバックキックに続き、ケージに詰まったスミスにエルボーを連続でジョーンズが打っていく。さらに頭を押さえてボディに右パンチ、飛びヒザを放ったジョーンズがケージに押し込むと、スミスがここで引き込む。さらには足を前方に伸ばして座った状態でパンチを見せる奇怪な動きを見せたスミスは、直後に簡単にバックを許す。

後方からパンチを入れるジョーンズ、挑戦者ながら全く攻撃の意識が見えないスミスは立ち上がって後方に投げられそうになるや、懸命に亀に戻る。残り80秒、ジョーンズはスミスの左手を右手で取り、左のパンチを打ちつける。ケージを背にして座るスミス、ジョーンズはヒザをあげた直後にスミスの頭部にヒザを蹴りこむ。スミスは片手をマットにつけており、2017年規定を取り入れながらヒザ蹴りに関しては旧規定に倣っている今大会では明確な反則で、ジョーンズに2Pのペナルティが与えられ、ラウンド終了を迎えた。

どうしようもないほどドロドロの展開となったメインイベント。最終回になり、スミスが右を伸ばす。右を打ち合うと、ジョーンズのテイクダウン狙いを切ったスミスだが、プレッシャーに負け手も出せないままジリジリと下がる。組んだジョーンズがまたも肩パンチ、スミスの右手をコントロールして金網に押し込む。

残り2分、テイクダウンを奪いに行ったジョーンズだが、スミスが耐え観客のため息が聞こえてくる。ため息がブーイングに変わり、ジョーンズはヒザ蹴り、肩パンチ、ストンピングを繰り返す。そのままスミスをケージの押し込み、最後の最後に飛びヒザを繰り出したジョーンズは文句なしの防衛成功となったが、期待外れの試合展開だった。


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