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【ONE92】マニラで猿田洋祐が、パシオとダイレクトリマッチ=初防衛戦。ヌグエン×ナラントンガラグも

Saruta vs Pacio【写真】1月19日にジャカルタで戦った猿田とパシオが立場を変えてマニラで戦う (C)MMAPLANET

2月28日(木・現地時間)、ONE Championshipより4月12日(金・同)にフィリピンはマニラのMOAアリーナで開催されるONE92「Roots of Honor」で猿田洋祐がジョシュア・パシオの挑戦を受け、ONE世界ストロー級王座初防衛戦を行うことが発表されている。


日本国内は31日の東京大会一色だが、ONEのアジア・サーキットは止まらない。日本大会から僅か12日後にはマニラでONE世界フェザー級王者マーチン・ヌグエンがジャダンバ・ナラントンガラグの挑戦受ける一戦とともに、猿田の初防衛戦と2階級のタイトルマッチが組まれることが決まった。

1月のジャカルタ大会でスプリット判定ながらやるべきことをやり切り、快勝という印象を残してパシオからベルトを奪取した猿田だったが、翌週のフィリピン大会での記者会見でチャトリ・シットヨートンCEO&会長から「私が思うにはパシオが勝っていた」という発言がなされた。

フィリピン大会へのPRの一環でのサービストークという受け止め方もできたこの一言だが、その直後──タイトル奪取から1週間後には猿田の下にダイレクト・リマッチのオファーが届く。休む間もなく次なる戦いへ向かった猿田は、それでも「試合のためだけでなく、MMAが仕事になった」と充実の日々を送っている。

とはいっても敵地、パシオの母国の戦いはジャカルタよりも厳しくなることは想像に難くない。ガードからの鉄槌でニアKOかのような歓声が沸き上がるMOAアリーナ、チャトリCEOの発言がパシオの追い風になっていることは明白だ。あの一言がジャッジに影響を与えないわけがない。それでもダメージを与えるという部分で、ONEルールは猿田のスタイルに適している。スタンドの打撃を受ける時間をいかに少なくし、テイクダウンの精度を上げるか。簡単では戦いへの挑戦こそ、チャンピオンにとってのMMA道である。

(C)TAKASHI IGA

(C)TAKASHI IGA

メインのフェザー級世界戦はライト級王座を返上し、無謀とも思われたバンタム級へのチャレンジを終えたヌグエンが本来の階級に集中して戦う仕切り直しの一戦となる。

バンタム級でビビアーノ・フェルナンデス、ケビン・ベリンゴンに敗れたことで、最近の戦績は白星と黒星を繰り返す状態になっているが、フェザー級ではヌグエンはマラット・ガフロフをKOし、あのクリスチャン・リーの勢いを跳ね返したように強さを見せつけている。

Tungaa対してジャダンバは2017年11月にマラットとタイトルを賭けて対戦して以来のベルトへの挑戦となる。その敗北から1年半のブランクがあったジャダンバだが、昨年は6月にエドワード・ケリー、1カ月後に徳留一樹に圧勝しており人間力をベースとした強さは健在だ。とはいっても既に43歳になったジャダンバにとって、もうキャリアを再構築する時間は残されてはいない。今回のフィリピン決戦、モンゴルMMA界をリードしてきたトンガーにとって、最後のチャレンジになるだろう。

■ ONE東京大会対戦カード

<ONE世界ライト級(※77.1キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
[挑戦者]青木真也(日本)

<ONE世界女子ストロー級(※56・7キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]シィォン・ヂィンナン(中国)
[挑戦者]アンジェラ・リー(米国)

<ONE世界ミドル級(※93.0キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]オンラ・ンサン(米国)
[挑戦者]長谷川賢(日本)

<ONE世界バンタム級(※65.8キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]ケビン・ベリンゴン(フィリピン)
[挑戦者]ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)

<ONEフライ級(※61.2キロ)ワールドGP準々決勝/5分3R>
デメトリウス・ジョンソン(米国)
若松佑弥(日本)

<ONEライト級(※77.1キロ)ワールドGP準々決勝/5分3R>
エディ・アルバレス(米国)
ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)

<キック72キロ契約/3分3R>
ヨーセングライ・IWE・フェアテックス(タイ)
アンディ・サワー(オランダ)

<ONEフライ級(※61.2キロ)ワールドGP準々決勝/5分3R>
ダニー・キンガド(フィリピン)
アンドリュー・レオーネ(米国)

<ONEフライ級(※61.2キロ)ワールドGP 準々決勝/5分3R>
和田竜光(日本)
イヴァニウド・デルフィーノ(ブラジル)

<ONEフライ級(※61.2キロ)ワールドGP準々決勝/5分3R>
カイラット・アクメトフ(カザフスタン)
リース・マクラーレン(豪州)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
V.V Mei(日本)
クセニア・ラチコワ(ロシア)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
ゲイリー・トノン(米国)
アンソニー・アンゲレン(オランダ)

<ムエタイ・フライ級/3分3R>
ロッタン・ジットムアンノン(タイ)
ハキーム・ハメック(フランス)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
パニコス・ユーサフ(キプロス)
モハマド・ビン・マフムード(マレーシア)

<キック・フライ級/3分3R>
秋元皓貴(日本)
ヨゼフ・ラシリ(イタリア)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ユン・チャンミン(韓国)
バラ・シェッティー(インド)

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