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【Bellator216】計量終了 余裕のペイジ✖テンパるデイリー。ミルコ、そしてミナコフら注目選手出揃う

Bellator216【写真】余裕綽々のペイジに対し、デイリーは徐々にテンパっていった(C)BELLATOR

ベラトール・モヒガンズサン2デイズ2日目、16日(土・現地時間)にコネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナ開催されるBellator216「MVP vs Daley」の計量が、15日(金・同)に行われた。


ヘビー級が2試合ということもあり、メインカード出場選手に体重オーバーがなかった。ベラトールではこれまでも2日連続でイベントを開催すると、2日目のカードの方が豪華になるというケースが多かった。

今回もその例に漏れることなく、興味深いカードが並んでいる。メインイベントはウェルター級ワールドGP準々決勝のポール・デイリー✖マイケル・ペイジ。英国人同士の対戦が、米国のビッグショーでメインイベントとなる非常に珍しいケースだ。

それだけ注目されている両者の対戦だがセレモニアル・フェイスオフでは、序盤は笑顔を浮かべていたデイリーが、表情が徐々に厳しくなり最後は恒例となっている正面を向いての記念撮影に応じずステージを下りた。

一方、余裕綽々だったのがMVPだ。セミコンタクトのWAKOルールで精度とスピードを身につけた独特の打撃は、MMAにおいても絶妙も距離感とタイミングの良さでインパクトの残る勝利を挙げてきた。

対して豪快なKOもあるが、組技になると勝負を諦めるきらいもある気分屋のデイリーは、過去6試合で勝ちと負けを繰り返している。強い時は圧倒的に強いが、守勢に回るともろい。サイコロの目がどちらに転ぶか。デイリーの勢いが、ペイジの制空権を脅かすことがあれば、一発KOも十分に起こりえる。とはいえ、闘牛でいえばペイジは猛牛をじらし続け、一刺しで勝負を決めることができるマタドールだ。デイリーの勢いがあればあるだけ、カンターの妙技が光るだろう。

と同時に、いざとなれば組んで凌げるペイジはデイリーの弱点をついて組技という選択もある分、打撃戦でも優位に立てることは間違いない。

Mirko vs Nelsonさらに永遠のファン・フェイバリットといえるヘビー級戦線ではロイ・ネルソンが、ベラトール初陣のミルコ・クロコップを迎えうつ。

ヘビー級ワールドGPでエメリヤーエンコ・ヒョードルが一応の復活を見せたように、レジェンドの取り扱いには非常に長けているスコット・コーカーがどのような手腕を見せるのか。そんなミルコのサークルケイジ入りだ。

Minakov同じヘビー級戦線でよりそそられるのが、ヴィタリー・ミナコフの6年10カ月振りのベラトール参戦だ。現UFCの同胞アレクサンダー・ヴォルコフを破りベラトール世界ヘビー級王者となったミナコフは、今回対戦するチーク・カンゴを相手に初防衛に成功すると、同プロモーションを離れ、ベルトを剥奪された過去を持つ。

その後、ミナコフはロシアに戻り、ファイト・ナイト・グローバルで7試合戦い、全ての試合でKOもしくは一本勝ちをしてきた。

まだ34歳で、MMAレコードは21勝0敗と土がついていない。コンバットサンボではなくスポーツサンボで2008年から4年連続で100キロ超級で世界選手権を制覇している生粋のサンビストでありながら、打撃も強いミナコフの復活はベラトール・ヘビー級戦線に大きなうねりを起こすことは間違いない。

さらに元UFCファイターのエリッキ・シウバがLFAを経て、メジャーシーンにカムバックし、20連勝中のヤーソラフ・アモソフとマッチアップされたウェルター級戦。

Valerie Loureda2017年のテコンドー世界選手権・米国代表で、ユース時代から国際大会でメダルを獲得してきたヴァレリー・ルレーダのプロMMA初陣など、ベラトールらしいバラエティ豊かラインナップが揃っている今大会、決して見逃すことはできない。

■ Bellator216計量結果

<ウェルター級ワールドGP準々決勝/5分5R>
ポール・デイリー: 170ポンド(77.11キロ)
マイケル・ペイジ: 170ポンド(77.11キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ロイ・ネルソン: 259.5ポンド(117.7キロ)
ミルコ・クロコップ: 234.5ポンド(106.36キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ヴィタリー・ミナコフ: 240.5ポンド(109.08キロ)
チーク・カンゴ: 236ポンド(107.04キロ)

<ウェルター級/5分3R>
エリッキ・シウバ: 170ポンド(77.11キロ)
ヤーソラフ・アモソフ: 169.75ポンド(76.99キロ)

<女子フライ級/5分3R>
ヴァレリー・ルレーダ: 123.5ポンド(56.01キロ)
コルビー・フレッチャー: 122.25ポンド(55.45キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ティレル・フォーチュン: 246.5ポンド(111.81キロ)
ライアン・ポクリフキー: 250ポンド(113.4キロ)

<ライト級/5分3R>
パット・ケイシー: 155.75ポンド(70.64キロ)
ニクラス・ミルコジャエフ: 154ポンド(69.85キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ヴィニシウス・ジュゼズウ: 171ポンド(77.56キロ)
ホドルフォ・バルセーロス: 169.6ポンド(76.92キロ)

<165ポンド契約/5分3R>
カストリオット・シェーマ: 165ポンド(74.84キロ)
キャムロン・ロチノフ: 166ポンド(75.29キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジャスティン・サムター: 185.5ポンド(84.14キロ)
ヘジナルド・フェリックス: 185ポンド(83.91キロ)

<ミドル級/5分3R>
ジェシー・コサコウスキ: 168ポンド(76.2キロ)
ホドウフォ・ホシャ: 170.5ポンド(77.34キロ)

<ウェルター級/5分3R>
デメトリオス・プラザ: 169.5ポンド(76.88キロ)
アンドリュー・ロドリゲス: 169.5ポンド(76.88キロ)

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