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お蔵入り厳禁【ONE90】初防衛戦決定、世界ウェルター級王者カデスタムが王座獲得直後に語っていたこと

Kadestam【写真】王者になって15分後にサークルケージ内で共同会見が行われていた(C)MMAPLAET

3月8日(金・現地時間)、ミャンマーはヤンゴンのトゥウンア・インドアスタジアムで開催されるONE90「Reign of Valor」でONE世界ウェルター級王者ゼバスチャン・カデスタムが、ゲオルギー・キシギンの挑戦を受け王座は初防衛戦を戦う。

タイとフィリピンを拠点でアジアでキャリアを積み、PXCウェルター級王者を経てONEと契約を果たした。昨年11月にタイラー・マグワイアKOし、世界王者となったカデスタム。初防衛戦の相手もマグワイア同様にテイクダウンからサブミッションを得意としたファイターだが、ここで掲載する王座獲得直後にアジア諸国の記者と共同会見で、彼が防衛戦で如何に戦うのかが見えて来る。

お蔵入り厳禁、ONE世界ウェルター級チャンピオンになった直後のカデスタムの声をお届けしたい。


──マグワイアの動きで予想外だったことはありますか。

「何もないよ。彼はボクシングを見せてから、ダブルレッグを狙ってくる。それは分かっていた。ただ、深くダブルレッグで入ってくるのではなく、パンチを見せてダブルレッグからクリンチでケージに押し込んでくるかと思っていた。

だから、少しアジャストは必要だったけど特に困難なことではなかったよ。作戦としては顔面にパンチを入れたかったけど、彼のフットワークが良くて簡単にいかなかった。そこで深追いするとダブルレッグが待っているので、僕の方も慎重にならざるを得なかったんだ。テイクダウンされて、グラウンドに持ち込まれるのは僕の試合ではないからね」

──どれだけスクランブルに自信を持って、この試合に臨んでいたのでしょうか。

「正直、最初に倒されたときは驚いたよ。彼はパワーがあり、テイクダウンが上手いことは分かっていたけど、あのダブルレッグのパワーとスピードは想像以上だった。でも、見ての通りすぐに落ち着いて対処をして、立ち上がることができたし、スクランブルには自信があったよ。それからはテイクダウンを切り続けることができたしね。

もっとファンの喜ぶ試合がしたかったけど、ちょっとそういう感じだったら思い切って打撃を繰り出すことができなかったんだ。ファンが満足してくれたなら良いけど……常にそういう試合をするためにも、ストックホルムに戻って一生懸命練習を重ねるしかないね」

──今後、どのような相手の挑戦を受けたいと思っていますか。

「誰だってかまわない。ただ強くなることだけだよ。そのために練習し続ける。成長が止まったところで、キャリアは終わると思っているから」

──PXCで戦っていた頃と比較して、今のゼバスチャンはどこが一番成長していると思っていますか。

「う~ん、全てにおいてかな。ONEはPXCより注目されているし、ここのチャンピオンになれたことを誇りに思っている。それもPXCで5分✖5Rのチャンピオンシップを経験させてもらい、タフな相手と戦ってチャンピオンになれたからだ。あの経験が生きているのは間違いないので、ONEでずっと素晴らしい時を過ごしたいと思う」

──ところで試合後に足を引きづっていましたが、ケガでもしたのでしょうか。

「1Rにローキックを2度蹴り、それで痛めてしまったんだ。2Rになっても蹴り続けたけど、逃げるマグワイアを蹴るためにスネでなく足の甲が当てっていた。僕のミスだね。あと最後のグラウンドでのヒザ蹴りで肉離れしそうになった。ケガというほどじゃないけど、ちょっと痛いね(笑)」

──アジアからストックホルムに戻り、この栄冠を勝ち取りました。

「全てはオマー・ブイシェとの日々のおかげだよ。このベルトはオマーのモノだ。そして、僕を育ててくれたオーレ・ローセンにも感謝している。この2人がいなければ、僕は何もできなかった。僕を支えてくれる人がいてくれたから、チャンピオンになれたんだ」

──ベトナムではあなたはカビブ・ヌルマゴメドフに似ていると言われているのですか。

「へぇ……じゃあ、もっとレスリングができないといけないね。ただ、僕の方が彼よりハンサムだと思っているよ(笑)」

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