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【UFC104】ソネンにみる奥深さ、岡見の復帰戦は完敗

Sonnen X Okami■第4試合 ミドル級/5分3R
チェール・ソネン(米国)
Def.3R終了/判定3-0
岡見勇信(日本)

【写真】ハイクラウチですくわれ、バックを奪われると前方に振り落とされるなど、ソネンのレスリング力に追い込まれた岡見勇信 (C) ZUFFA

両手を合わせ、オクタゴンに登場した岡見。セコンドは藤井陸平と礒野元が務める。岡見と同じMMAで24勝という勝ち星を挙げる強敵ソネンに、実況陣からは両者トップ10ファイターだという声も。右を伸ばす岡見に、左を伸ばしたソネンがいきなりテイクダウンを狙ったが、岡見は態勢を入れ換えソネンをケージに押し込む。

しかし、ソネンは岡見の股間をすくうようにテイクダウンを奪うと、バックから抱え上げ、岡見を腹這いにしてバックを奪う。足のフックを解き、立ち上がった岡見だが、危ない態勢が続く。向き合えない岡見だが、右腕を頭越しに固定し、ついに距離を取ることに成功する。


テイクダウンのフェイントと交え、右ストレートをヒットさせるソネン。岡見も右を伸ばすが、想像以上にソネンはスピードがあり、ローキックを織り交ぜ、打撃戦をリードする。落ち着いて左を伸ばす岡見だったが、直後にダブルレッグでテイクダウンを奪われてしまう。

キムラを狙った岡見は、ソネンの抑えがルーズになった直後に立ち上がることに成功するも、右とローキックを受け、岡見は劣勢のまま1Rを終えた。

2R、打ち合いでようやくリードした岡見だったが、またもソネンに組みつかれバックを許す。自ら尻もちをつき、グラウンド戦を挑んだソネンだが、岡見は立ち上がり、スタンドの打撃戦へ。サイドキックを見せるソネンに、岡見は右から左を伸ばすがかわされる。左右のフックで打ち勝った岡見だったが、ソネンは負けじと左を伸ばす。互角の打撃戦のなか、ミドルを掴まれそうになった岡見。前に出で、プレッッシャーを与えるのはソネンだ。

そのソネンが大きく踏み込み、左で岡見の顔が左を向く。しかし、岡見も直後に打ち返し、ギリギリのところで劣勢ながらも、一方的とならない互角の攻防を維持する。このままスタンド戦で2Rを終え、岡見はソネンにポイントをリードされたまま最終ラウンドを迎えた。

後のない岡見、ソネンのテイクダウン狙いは切るが、細かいジャブから右フックを受け、劣勢を挽回できない。ソネンはミドルも織り交ぜた打撃戦を見せ、岡見のパンチはソネンを捉えることができず、試合時間3分を切る。岡見は突破口を開けない状態で、またもソネンにテイクダウンからバックを許してしまう。バックコントロールで固められ、立ち上がってもバックをキープされた岡見は、残り時間90秒となっても向かい合うことができない。

アームロックを狙う岡見は、そのまま引き込んでソネンの左腕を取るが、取りきることができず、ソネンのパウンドを浴び、またもバックを許すと、ソネンがバックスローを狙ったところでタイムアップとなった。

判定は、30-27×3でソネンに。ソネンが想像以上のスピードとテイクダウン狙いに固執しないファイトで岡見を圧倒し、判定勝ちを手にした。ケージレスリングに絶対の自信を見せていた岡見だが、四つ組みに固執せず、股をすくいにきたソネンのレスリング力、その奥深さに完敗を喫した一戦になったといってもいいだろう。

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