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【Polaris08】17歳のニッキー・ライアンが、今成からRNCでタップを奪いフェザー級チャンピオンに

<Polarisフェザー級王座決定戦/15分1R>
ニッキー・ライアン(米国)
Def.13分11秒by RNC
今成正和(日本)

代役出場で王座決定戦に挑むこととなった今成、まずガードを取ったライアンに今成はヒールを仕掛けるが、足を抜いたライアンが一度立ち上がって逆に足を取りに行く。ロールして防御する今成、場外際になりマット中央で再開となる。立ち上がったライアンに今成は下から足を取りに行きストレートフットロックも、ライアンはアウトサイドヒールへ。今成はヒザを畳み50/50から内ヒール、アンクルを狙う。体を捻り足を抜こうとしたライアンに対し、ヒザが抜けており今成が自ら足をリリースし試合は中央で再開となる。足関狙いからパス狙いに切り替えたライアンに対し、今成の狙いはあくまでも足だ。外ヒールで抱える今成、ヒザを伸ばしたライアンはつま先を掴んで、フックを防ぐ。それでも右足を取られ、自由に動けないライアンはロールを選択し、付き合わされる形でフールを仕掛ける。

足レスリングとなった試合は、9分を過ぎた辺りでライアンがヒールを深めにセットするも今成も防ぎ足を抱える状況が続く。ここで前転したライアンは足関節のカウンター攻撃でバックを狙いにいくが、今成は足を2本キャッチし左足へヒールを狙う。

ロールから足を抜いたライアンは、担ぎパスを決め一気にマウントを奪取する。腕をクロスしワキをすくわれないようにする今成、ライアンは上四方へ。ここからマウントに戻ろうとしたライアンの足を今成が取りに行く。そこから立ち上がり前転からバックを狙うライアンは、足を抜いてついに背中を制する。ワンフックから四の字フックを取ったライアンがRNCへ。今成はアゴを引き、ヒジを押してディフェンスする。

アゴの上から絞めるライアンだが、ここは今成が凌ぎ試合は残り2分30秒に。そのままバックマウントを続けたライアンは、アゴの上からRNCを再びセットアップ。右上腕が頸動脈に入ったか、首にプレッシャーがかけられたか今成がここでタップする。

17歳のニッキー・ライアンが今成から一本勝ちし、初代ポラリス・フェザー級王座を獲得し「彼はタフだった。足を取りに来るからカウンターでバックを取ったんだ。イマナリはタフなだけでなくレジェンド、これからはもっとビッグネームと戦いたい。ジャンニ・グリッポ、ブルーノ・フラザト、ミヤオと戦いたい」と話した。


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