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【ONE84】フォラヤンと王座決定戦を戦うアミール・カーン「カットさせれば、こっちのポイント」

Amir Khan【写真】エイドリアン・パンやホノリオ・バナリオに勝利し世界王座決定戦に駒を進めたカーン (C) MMAPLANET

>23日(金・現地時間)にフィリピンはマニラのMOAアリーナで開催されるONE84「Conquest of Champions」が開催され、ONE世界ライト級王座決定戦でエドゥアルド・フォラヤンと戦うアミール・カーン。

アジアを代表するメガジム=Evolve MMA所属のアミール・カーンは、同ジムの第2世代といえるシンガポールのローカル・ファイターだ。

ブラジルやタイ、そして日本の青木真也のように格闘技界での活躍が目に留まり、イヴォルブに移籍してきたファイターではなく、そんな彼らとのトレーニングによって育った──のが、カーンだ。

イヴォルブMMA所属で、シンガポール在住のシンガポール人ファイターとして初めてONE世界王座に挑むカーンの話を訊いた。


──エドゥアルド・フォラヤンとの世界ライト級王座決定戦が近づいてきました(※取材は11月15日にシンガポールのEvolve MMAで行われた)。

「心身ともに十分に仕上がっている。キャンプを2日前に終えて、今は体をリフレッシュしているところなんだ。この試合で勝つためにハードトレーニングを積んできたよ」

──キャリア最大の試合ですが、ライト級ファイターはGPも控えています。

「今はGPトーナメントのことは考えていない。2019年は僕も含め、ライト級のファイターにとって大きな1年になるだろうけど、タイトル戦までそのことは頭に入れないようにしている。

ただ、来年にもそういう大きなトーナメントがあって試合を頻繁に戦うことができるのは嬉しいよ。あの顔触れのなかで1年間戦うことができれば、僕自身凄く成長できると思うから。

エディ・アルバレスは伝説だし、凄く注目を集めていることも分かっている。近い将来、彼と戦うことができるかもしれないけど、やはり今はフォラヤンとのタイトル戦に集中しなければならない。GPトーナメントのことは、その後で考えるよ」

──アミールはブラジル人やタイ人選手のように他のアカデミーから移籍してきたのではなく、イヴォルブMMAの生え抜きです。ジムを代表して世界戦に挑むことをどのように捉えていますか。

「シンガポール人として、チームを代表して戦えることはとても嬉しい。イヴォルブMMAのブラジル人選手やコーチ、タイ人コーチやファイターが僕をここまで引き上げてくれことに感謝しているよ。そして僕が世界王者になることでイヴォルブMMAが、ローカルの人間をチャンピオンになれるまで育てることができるジムだという証明することができるし、絶対にタイトルを取るよ」

──フォラヤン戦に向けて、何か特別なトレーニングをしてきましたか。

「キミヒロ・エトーが日本から来てくれて、レスリングの練習相手になり色々と教えてくれたよ。ニュージーランドのキーラン・ジョプリン(※昨年7月にパンクラスで徳留一樹と対戦)にも、や毎日のようにプッシュしてもらった。もう準備は整っているよ」

──フィリピンはフォラヤンのホームです。

「それは気にしていないよ。彼が母国のファンの前で戦おうが、僕は自分の試合に集中して、ベルトを獲るだけだから」

──打撃を当て、テイクダウンやサブミッションから逃れる。このチーム・ラカイの戦い方は、今のONEに最も適したスタイルに感じます。

「ジャッジの判断にはコメントのしようがない。回転系の技をかわしてグラウンドに持ち込んだとしても、彼らはパスガードを狙ったところで一気にスクランブルに持ち込もうとするだろうね。だから僕はフォラヤンと戦った時は、ハーフガードでコントロールして、エルボーでカットさせるよ。そうなればジャッジもこっちにポイントを与えるだろう。

寝技でもそうだけど、僕は立ち技でもフォラヤンにダメージを与える攻撃ができる。流血に追い込んで、僕が優位に試合を進めるよ」

──しっかりとフォラヤン対策はできているということですね。

「ただホールドしていては勝てないということは理解している。試合が裁定にもつれ込んでも、判定勝ちできる。どうすれば判定で勝てるかを考え練習してきた。しっかりとエスケープされても、ダメージを与える。そういう攻撃を重視して戦うよ」

──自信が伺えます。

「100パーセント、僕がチャンピオンになる。フォラヤンはタフな相手だ。だからファンが喜ぶ激しい試合になるだろう。そのうえで僕が勝者になるんだ」

──この試合で勝ってチャンピオンになると、初防衛戦の相手はチームメイトの青木真也選手になることをチャトリCEOが明言しています。

「僕らは確かに一緒に練習していた時期がある。でもシンヤが望むなら、僕は戦うよ。う~ん、まぁグランプリも始まるから……どうなるかだね。ただし、チャンピオンになったらベルトを守るために戦うのは当然だ。そして、誰からの挑戦も逃げない、それがチャンピオンだ」

■ONE84対戦カード

<ONE世界ヘビー級(※120.2キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]ブランドン・ヴェラ(米国)
[挑戦者]マウロ・チリリ(イタリア)

<ONE世界ライト級(※77.1キロ)王座決定戦/5分5R>
エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)
アミール・カーン(シンガポール)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ホノリオ・バナリオ(フィリピン)
ラフール・ラジュ(シンガポール)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
セーマーペッチ・フェアテックス(タイ)
アラヴェル・ラマザノフ(ロシア)

<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
ライモンド・マゴメダリエフ(ロシア)
ジェームス・ナカシマ(米国)

<キック・バンタム級/3分3R>
ディヴィダス・ダニーラ(リトアニア)
鈴木博昭(日本)

<キック73キロ契約)/3分3R>
サミー・サナ(フランス)
アルメン・ペトロシアン(イタリア)

<ヘビー級(※120.2キロ)/5分3R>
アレッシャンドリ・マシャド(ブラジル)
関根シュレック秀樹(日本)

<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
アズワン・チェウィル(マレーシア)
ハン・スーハオ(中国)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ジャレミー・ミアド(フィリピン)
パン・シュエウェン(通動く)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ロッキー・バクトル(フィリピン)
藤沢彰宏(日本)

<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ルーディ・アグスティアン(インドネシア)
アシュラフル・イスラム(バングラデシュ)

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