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【ONE84】ライト級王座決定戦へ、エドゥアルド・フォラヤン「世界王者として東京で戦いたい」

Eduarud Folayang【写真】まさにクワイエット・ウォリアーという雰囲気のエドゥアルド・フォラヤン。昨日の会見後、電話インタビューを行なった (C) MMAPLANET

23日(金・現地時間)にフィリピンはマニラのMOAアリーナで開催されるONE84「Conquest of Champions」が開催され、ONE世界ライト級王座決定戦でエドゥアルド・フォラヤンがアミール・カーンと対戦する。

2年前に青木真也を破り、ONE世界ライト級王座を獲得したフォラヤンはエブ・ティンとの防衛を果たした後に、マーチン・ヌグエンに敗れベルトを譲り渡した。

そのヌグエンが返上した王座をカーンと戦う。フォラヤンが所属するチーム・ラカイには現在、3人のONE世界王者が所属している。そんな彼らをリードしてきたフォラヤンに今回の王座決定戦、そしてエディ・アルバレスが参戦するワールドGPや日本大会について尋ねた。


──2年前に青木真也選手の持つベルトに挑戦した時はシンガポールでの試合でした。今回は王座決定戦としてベルトに挑みますが、舞台は母国フィリピンです。マニラで戦うことで何か違いはありますか。

「そうだね、シンガポールでシンヤに挑戦した時はアンダードッグだった。今回はホームで戦うというアドバンテージがある。ただ、その分プレッシャーも肩にのしかかって来るけどね。でももう長い間戦ってきたし、そういう状況での心の持ち用は分かっているつもりだよ。つまりはベストを尽くすだけだなんだ。

ホームアドバンテージとプレッシャーは50/50のようなモノだけど、今回は上手く心を落ち着かせることができている。フィリピンのファンの期待が、僕のパフォーマスを向上させてくれるだろう」

──どうすれば、そのような心境に至ることができるのでしょうか。

「人々の期待ということをひとまずは横に置き、できる限りベストを尽くす。今、最高の自分を見せるということに集中するんだ。結果、会場へ行き、いつもの力を発揮すれば良いという風に考えることができるようになった。ただ、ベストを尽くすんだと」

──ジェヘ・ユースタキオ、ジョシュア・パシオ、そしてケビン・ベリンゴンがONEのベルトをジムに持ち返りました。4本目のベルトにファンの期待も相当高まっていると思います。

「彼らがチャンピオンになったことは、本当に嬉しいよ。ずっとこのスポーツを続けて、経験を積んで今がある。そうだね。そこにプレッシャーは存在しているよ。でも、マーシャルアーツを続けていると、こういうプレッシャーは何度も経験した。だからこそ、自分の成長を見せる機会なんだ。

ずっと同じプレッシャーを受けて、それが試合に影響しているようだと、僕は成長していないことになる。この状況でベストを尽くし、より良い試合をすることが僕の成長の証になるんだ」

──このところのONEのジャッジは打撃重視というのは明白になってきたと思います。ジェヘ×アドリアーノ・モライシュ、ジョシュア×内藤のび太、ケビン×ビビアーノ・フェルナンデスの判定結果を見る限り、チーム・ラカイ勢は今最もONEの判定基準にフィットしているかと。

「判定に関しては色々な意見があるのは理解している。そして、僕らはベストを尽くしてきた。ルールを理解し、このルールで勝てるようトレーニングしてきたんだ。スプリットになり判定に関して異論があることで、僕らが如何にこの裁定基準で勝つために努力を続けて来たのか、見落とされているように感じるよ。僕らは強くなっているんだ、このルールで勝つために。

それはね、ケビンがビビアーノの腕十字を2度もエスケープしていることでも明らかなんだ」

──一体どれだけの選手が、ビビアーノの腕十字から逃げることができるのかと。

「何よりもケビンはその後、ダウンを奪いニアKOという攻撃を見せている。ニア・フィニッシュがどれだけONEの裁定基準で重視されているのか。そこを突き詰めて、チーム・ラカイはトレーニングしてきたんだ」

──今回のエドゥアルドの試合はグラップラー×ストライカーというスタイルマッチアップではありません。

「アミールはウェルラウンダーだ。自分が年寄りだとは思っていないけど、彼より経験があり、この戦いを理解している。その部分で彼との違いを見せようと思う」

──正直をいえば2年前までアミール・カーンがタイトル戦線に絡んでくるとは予想もできませんでした。

「成長著しいね。そこは絶対だよ。だからこそ、しっかりと戦う必要があると思っているよ」

──タイトル戦が行われる2週間前にエディ・アルバレスが参加するワールドGPの発表がありました。

「なんていうのかな……あの発表があっても、この試合ではベストを尽くすこと以外は考えられない。そして、この試合の勝利が来年への大きなステップになると考えている。エディ・アルバレスが参加するグランプリは大きな話題になるだろう。ただし、僕にとって金曜日の試合が全て。GPのことは、この試合に勝ってから準備することにするよ(笑)」

──GPと共に気になるのが、エドゥアルドとアミールの勝者が青木真也選手の挑戦を受けるという発表があったことです。そうなれば、その試合は3月の東京大会で組まれることはまず間違いないと思われるのですが。

「GPとタイトル戦線がどうなっているのか僕には分からないし、チャトリがどう考えているのかも分からない。とにかく金曜日に勝たないといけないことが前提だけど、日本でシンヤと戦えるとなると凄く嬉しいよ」

──個人的にはエドゥアルドには絶対に東京大会で戦ってほしいです。2011年のONEの旗揚げ以来、エドゥアルドこそがフィリピ人ファイターのポテンシャルを示し、アジアのMMAの底上げを担ってきた第一人者なので。

「ありがとう。本当にそういう風に言って貰えて光栄だよ。だからこそアミール・カーンに勝って、ベルトを巻いて東京で戦えるようにしたい。ONE世界ライト級チャンピオンとして、僕は東京で戦いたい。

マーシャルアーツは日本から始まった。このスポーツも日本から始まったと僕は思っている。日本の人々のマーシャルアーツへの想いに感謝している。そんなファンの人達の前で戦えることを願っているよ。マーシャルアーツをアジアだけでなく、世界で支えてくれている皆の気持ちに応えたい」

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