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【Bellator207】2日連続イベント開催、1日目のメインはミトリオン×ベイダーのワールドGP準決勝

Bellator207【写真】少し地味目な実力者対決(C)BELLATOR

12日(金・現地時間)、コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナでBellator207「Mitrione vs Bader」が開催される。翌13日(土・同)には200キロほど離れたロングアイランドでBellator208が行われ、ベラトールにとっては初の米国内の違った場所で2日連続のイベントとなる。


翌日のナッソー・コロシアム大会ではチェール・ソネン×エメリヤーエンコ・ヒョードルがメインとなっているが、今大会はマット・ミトリオン×ライアン・ベイダーがトリを務めている。つまり今年の1月から始まったヘビー級ワールドGPの準決勝が連日組まれることになる。

ミトリオンはトーナメント初戦でロイ・ネルソンに判定勝ち。現ライトヘビー級世界王者ベイダーは左一発でダウンを奪い、そのままバックコントロールからのパンチの連打でキング・モーを15秒で下している。純粋にヘビー級のミトリオンに対し、ベイダーはライトヘビー級で減量なしという状態で戦うことが、どのように作用するか。

単純に考えて、スピードという部分でベイダーがミトリオンを上回る。そしてレスリング=パワーという見方は重量級では見られるが、パワーがある者同士の戦いでテイクダウンを奪うのは、力だけでなくタイミングと高い技術力があるからこそ。そういう部分で、本来は1階級下のベイダーの総合力がミトリオンを上回ることも十分に考えられる。

ただし、一発があるのはミトリオンだ。これまでデリック・ルイスやショーン・ジョーダン、そしてロイ・ネルソンというパンチ力があり、かつテイクダウンに移行できるファイターをミトリオンはKOしてきた。それはベイダーのテイクダウン同様に、パワーだけでなく相手の動きに合わせタイミングを取ることに優れているからこそのKO劇だった。

それでも前述したヘビー級の選手たちはパンチを当てることに比重を置いていたが、ベイダーはテイクダウンに比重を置きつつ、倒せるパンチを持っている。テイクダウンの圧力で、ワキを締めにかかった対戦相手のアゴ先にパンチを打ち込むことでKOに繋がる──結果論的な倒し方をベイダーは実践してきた。

よってパンチに対するカウンターではなく、テイクダウン防御ありきの状態でパンチを被弾せず、ミトリオンがカウンターを当てることが可能なのか。またパンチを防いだうえで、テイクダウン防御を全うできるのか。ベイダーの序盤のパンチ&テイクダウンを連続で防ぐことができれば、絶対的にミトリオンが決勝進出を果たす確率は上がって来るだろう。

■ Bellator207対戦カード

<ヘビー級ワールドGP準決勝/5分3R>
マット・ミトリオン(米国)
ライアン・ベイダー(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ロイ・ネルソン(米国)
セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア)

<ライト級/5分3R>
ベイビー・スライス(米国)
コーリー・ブラウニング(米国)

<ライト級/5分3R>
カリントン・バンクス(米国)
マンデル・ナロ(カナダ)

<ウェルター級ワールドGP補欠戦/5分3R>
ロレンツ・ラーキン(米国)
イオン・パスク(ルーマニア)

<バンタム級/5分3R>
マイケル・キンベル(米国)
アレックス・ポッツ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
シェーン・ラリー(米国)
ケムラン・ラチノフ(米国)

<ウェルター級/5分3R>
カストリオット・ジェーマ(米国)
パット・ケイシー(米国)

<女子フライ級/5分3R>
アレクサンドラ・バロウ(米国)
リサ・ブライン(米国)

<177ポンド契約/5分3R>
アンドレ・フィアーリョ(ポルトガル)
ハビエル・トーレス(メキシコ)

<女子フライ級/5分3R>
クリスティ・ロペス(米国)
サラ・クリック(米国)

<ミドル級/5分3R>
ティム・キャロン(米国)
ヴィニシウス・デ・ジャズース(ブラジル)

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