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【Grachan36】ライト級王座決定戦で山本琢也と対戦、岸本泰昭─02─「ONEでなくKSWやACBで」

Kishimoto【写真】岸本泰昭と布施の商店街シリーズ第2弾(C)MMAPLANET

9日(日)、東京都大田区の大田区総合体育館で開催されるGRACHAN36「GRACHAN10周年記念大会」で、山本琢也とグラチャン・ライト級王座決定戦を戦う現Gladiatorライト級チャンピオン岸本泰昭インタビュー後編。

過去3年、HEATやグラジエイターで戦ってきた岸本がグラチャンでライト級王座獲りに出た。J-MMAにあって唯一無二の戦いを続ける岸本。

DEEP、パンクラス、修斗ではなく──いわゆるオートノマスMMAプロモーションのタイトル総獲りの先に、彼が見ているキャリアの全うの仕方とは。

<岸本泰昭インタビューPart.01はコチラから>


──岸本選手はHEATのライト級王座は獲り逃していますが、グラジエイターのチャンピオンとなり、ZSTライト級王者の平選手と戦う予定がありました。そして今回はグラチャンのライト級王座決定戦に出場する。とても面白いキャリアの積み方を続けています。

「平戦は飛ばしてしまって、申し訳ないです。あの試合はグラチャンに出る前に、1試合は挟まして欲しいと僕からお願いして決まったモノだったので。平選手にも、グラジエイターにも申し訳ないことをしてしまいました。

今は決まっているグラチャンをまずクリアしてから、またあるかもしれない戦いだと思っています。ただ正直言えば、このところHEATとグラジエイターでブラジルやアジアの選手とやらせてもらっていたので、そういう選手と戦い続けたいという気持ちもあります。

Kishimoto vs Santosキ・ウォンビン、トム・サントス、オク・レユンのような厳しい選手とやり合えるのって、大変ですけど凄く良かったので。その一方で修斗、パンクラス、DEEP以外のベルトを全部獲るということをした選手はこれまでいなかったので、僕はそこもやりたいと思っています。そういう意味で現ZST王者を倒すのは意味がありますね」

──国内インディならぬ国内オートノマス(自主性を重んじる)MMAプロモーションのタイトル総獲り、とても興味深いです。

「グラジエイター、グラチャン、HEATと3つのベルトを獲り、ZST王者に勝ったら『パンクラスや修斗、DEEPのチャンピオンより強いんとちゃうか』という声が挙がるかもしれない。そういう風になれば面白いですよね。とにかく獲れるもんは全部獲っていきたいです」

──その先にどこかを見ているというのはありますか。

「そうですね……とにかく強い外国人選手と試合をしたいです。アジアだったらRebel FCとか、TOP FC、Angel’s Fight、強い選手と戦っていきたい。それかヨーロッパに行ってACBやKSWで戦いたいです」

──KSWにACBですか!!

「ぶっ倒されるなら、ぶっ倒されるで……『これが世界か』と思って大の字になれるなら本望やし。『こういうところがあるんだな』って思えたら、それはそれでスッキリすると思います。

Abdul-Aziz Abdulvakhabov vs Eduard Vartanyanまぁ何を使っているか分からないですけど、ACBライト級チャンピオンのアブドゥルアジス・アブドゥルバクヘヴァとまでは言わないですけど。彼にタイトル戦で微妙な判定で負けたエドゥアルド・ヴァルタニャンとか……映像を見ていたら凄くキレーに試合を作っているんですよね。

オーソもサウスポーも奇をてらっているのではなくて、戦局を見極めて駆使しています。あのタイガー・サルナフスキーをケージ際で削ってRNCで勝ってしまうとか。『こんな奴、おるんや』って思う凄い選手と戦ってみたいですね」

──そこでONEとはならないのですか。

「う~ん、皆が今はONEってなっているし、僕が積み上げている戦いの先が今のONEになると、それは違うなって。それなら身の丈を考えろって言われるかもしれないですけど、ACBやKSWに行きたいです。

そうですねぇ……行列ができているから、その店に行くんじゃなくて、そこに買いたいモノがあるんやったら僕は並びたいです。たくさん人が並んでいるから、その店に行くのではなくて。だからこそ僕はここで終わるつもりはないし、この試合の先があると思っています。

そのためにも9月9日は、山本琢也選手を真っ向勝負でねじ伏せてグラチャン・ライト級のベルトを巻きます」

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