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【Shooto BR87】修斗ブラジルでジョイユ・デ・オリヴェイラ×アロウド・ビクトリアーノIIが実現!!

Victriano【写真】マッハと戦う直前、1999年11月のアロウド・ビクトリアーノ。つまり18年と9カ月前になる(C)MMAPLANET

24(金・現地時間)、ブラジルはリオデジャネイロ・フラメンゴのアッパーアリーナで開催されるShooto Brazil87でジョイユ・デ・オリヴェイラ×アロウド・キャベリーノ・ビクトリアーノという哀愁漂う対戦が行われる。


ノヴァウニオンのアンドレ・ペデネイラス総裁が開く人材育成大会=Shoot BR。今大会はROAD FC $100万ライト級トーナメント準決勝でシャミル・ザフロフに敗れたホニ・トーレスの再起戦=ブルーノ・ホドリゲス戦がメインで組まれている。

そんな大会で人材育成とは真逆のノスタルジック&ブラジル版レジェンド対決が組まれた。ジョイユ・デ・オリヴェイラ、49歳はアカデミア・ブドーカン派ルタリーブリのトップファイターからバーリトゥードに進出し、そのデビューは1995年とされる(既にアンオフィシャルのバーリトゥードは経験していた)大ベテランだ。

1996年4月のユニバーサル・バーリトゥードで初来日し、素手のファイトを展開。その後はエクストリーム・ファイティング、IVCなどを経てPRIDEでも活躍した。IVCで歴史に残る凄惨なジョゼ・ランジ・ペレ戦の敗北から何と8年間で9連敗を喫し38歳で白星を再び得ると、2011年には今回対戦するビクトリアーノと戦い、TKO勝ちを収めている。

2012年にクリスチャン・スケッチなるファイターに敗れ、一度はジョルジ・マカコとレジェンドマッチが組まれたが、これが流れ今回の試合は実に6年2カ月振りのMMAとなる。対するビクトリアーノは1999年のムンジアル黒帯ミドル級であのジャンジャック・マチャドをヒザ十字で破るという大金星を挙げ、決勝で師匠であるアレッシャンドリ・パリヴァに優勝を譲ったことで一躍名を挙げたアリアンシ所属の柔術家だ。

ADCCでジャンジャック・マチャドに敗れた桜井マッハ速人の三段論法リベンジマッチの相手として、VTJ99に来日。メインイベントでローブ際いや、エプロンに出てしまった状態でのパウンドでTKO負けを喫している。

その後も上記にあるオリヴェイラ戦を含め、2014年8月までMMAを戦い、終盤は3連敗で通算3勝6敗、41歳でリベンジに挑む。7月のONEフィリピン大会でヘンゾ・グレイシーが52歳でMMAにカムバックを果たしたが、オリヴェイラにしてもビクトリアーノにしてもバーリトゥード世代は、根っからの負けず嫌いとファイト好きが揃っているのか。

この両者がどのような想いでケージに足を踏み入れるのか、知る由もないが──なぜか、微笑ましく感じるマッチアップだ。

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