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【Bellator202】計量終了 元UFCトップ=マクドナルド×前ベラトール世界王者=ダンタスが見逃せない

Dantas vs McDonald【写真】頭頂部は別にして相変わらず童顔なマクドナルドと、減量の影響からもしれないが、やけに渋いラテン顔になったダンタス (C)BELLATOR

12日(木・現地時間)、13日(金・同)にオクラホマ州タッカービルのウィンスター・ワールドカジノ&リゾートで開催されるBellator202「Budd vs Nogueira」の計量が行われた。同大会のメインイベントは大会タイトル名にある通りBellator世界女子フェザー級選手権試合=王者ジュリア・バッド×挑戦者タリタ・ノゲイラの一戦だが、セミのバンタム級マッチも目が離せない。


そのマッチアップこそ、マイケル・マクドナルド×ドゥドゥ・ダンタス戦だ。2007年11月に16歳でMMAプロデビューを果たしたマクドナルドは4年後にTPFバンタム級王者となりWECと契約、僅か1試合を戦った時点WECがUFCに合併され、11勝1敗の戦績で世界最高に躍り出た。

キックボクシング&柔術ベースとはいえ、並行してMMAをトレーニングしていたマクドナルドはストロングベースを持たず、イチからMMAファイターとして成長した第一世代だ。強烈な右のパンチと、トップ&ボトムの両方から攻めることができるアグレッシブな寝技を武器に、UFCでも4連勝を果たしヘナン・バラォンと暫定世界王座を賭けて、22歳の時に戦っている。

この試合は肩固めで敗れたマクドナルドだが、その後はケージ足掴みからの逆転劇となった金原正徳戦、ブラッド・ピケット戦で勝利し、ユライア・フェイバー戦とジョン・リネケル戦で敗北、UFCを離れベラトールへ戦いの場を求めた。サークルケージ初戦となったピーター・リジェ戦はUFCトップファイターに時折り見られる、ベラトール・ジッターというべき本領発揮とはならない試合ではあった。

何より計量に失敗しており、本来の彼の動きを求めるべき状態ではなかったともいえる。そんな前戦から8カ月を経て、マクドナルドは計量を135.6ポンドでしっかりとクリアしており、その真価が問われるダンタス戦へ向かう。

一方、135.5ポンドで計量を済ませた──2度の元ベラトール世界バンタム級王者ダンタスは、母国と日本の修斗でキャリアの序盤を積み、プロ修斗南米バンタム級王者から2013年2月にベラトールに戦いの場を転じた。以来、修斗ブラジルでの1試合以外の全てをサークルケージで戦ってきたダンタスのベラトールでの戦績は10勝2敗で、前述したように2度バンタム級の王座に就き、昨年10月の試合でダリオン・コールドウェルに敗れ、王座を失った。

離れては蹴りとジャブで相手を削り、前に出て来るとサークリングでかわす。あるいはヒザ蹴りでカウンターを狙い、頭の位置を変えるとテイクダウンへ。組んだダンタスはバックテイクとトップポジションの何れにも移行できるポジショニングで、肩固め&RNCというフィニッシュに結びつける。

コントロール&ドミネイトMMAのダンタスは29歳となり、勢いで攻めることが多かったマクドナルドも27歳となっている。両者揃って、コールドウェルへの挑戦権を獲得するために負けられない一戦。そしてUFCでタイトル挑戦までいったファイターと、ベラトールのバンタム級戦線をリードし続けきたファイターという構図も成り立つ。そんな注目のファイトは出る時と守るべき時の見極め、そして守り一辺倒にならないという点で、ダンタスがやや有利か。

Leiteまた今大会ではミドル級の剛柔・織り交ぜた組み技を武器に戦うレオ・レイチとクリス・ハニーカットの一戦も興味深い。パブリック計量であるにも関わらず、一切の無駄を削ぎ落した体を披露したレイチ。

その体幹の強さから放たれる粗野な打撃、柔術と柔道を究めた彼がフィル・デイビス戦で喫したキャリア初黒星から再起を目指すハニーカット戦は見逃せない。

■Bellator202 計量結果

<Bellator世界女子フェザー級選手権試合/5分5R>
[王者] ジュリア・バッド: 144.1ポンド(65.36キロ)
[挑戦者]タリタ・ノゲイラ: 144.3ポンド(65.45キロ)

<バンタム級/5分3R>
ドゥドゥ・ダンタス: 135.5ポンド(61.46キロ)
マイケル・マクドナルド: 135.6ポンド(61.5キロ)

<ミドル級/5分3R>
クリス・ハニーカット: 185.6ポンド(84.18キロ)
レオ・レイチ: 184.3ポンド(83.59キロ)

<ヘビー級/5分3R>
アーネスト・ジェイムズ: 261.1ポンド(118.43キロ)
ヴァレンティン・モルドフスキー: 232.9ポンド(105.64キロ)

<ウェルター級/5分3R>
ジェラルド・ハリス: 170.5ポンド(77.34キロ)
ヤーソラフ・アモソフ: 170.2ポンド(77.2キロ)

<女子フライ級/5分3R>
エミリー・ダコート: 125ポンド(56.7キロ)
ヴィータ・アルテガ: 125.7ポンド(57.01キロ)

<ライト級/5分3R>
スティーブ・コゾラ: 154.6ポンド(70.12キロ)
ライアン・ウォーカー: 155.9ポンド(70.71キロ)

<フェザー級/5分3R>
アーロン・ウェッブ: 144.7ポンド(65.63キロ)
ダニエル・カーリー: 145.4ポンド(65.95キロ)

<ライト級/5分3R>
チャールズ・ウィリアムス: 153.6ポンド(69.67キロ)
ウィル・モーリス: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ライト級/5分3R>
ネイション・ギブリック: 155.3ポンド(70.44キロ)
ルイス・アライブス: 155.9ポンド(70.71キロ)

<ウェルター級/5分3R>
タイラー・イングラム: 169.9ポンド(77.06キロ)
フェルナンド・ゴンザレス: 170.7ポンド(77.42キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ジョン・ヒル: 256.2ポンド(116.21キロ)
ルディ・シャファー: 252.4ポンド(114.48キロ)

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