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【DWTNCS S02 Ep02】ダナ火曜の夜で、9試合連続1R勝利のライト×LFAミドル級王者ヘルナンデス

Jordan Wright【写真】9試合連続1Rフィニッシュ中のビバリーヒルズ忍者ジョーダン・ライト(C)LFA

19日(火・現地時間)、ネヴァダ州ラスベガスのUFCトレーニングセンターでDana White’s Tuesday Night Contender Series :Season 02 Episode 02 が開催される。


先週にはグレッグ・ハーディーとアロンゾ・メニフィールドという重量級ファイターがUFCとの契約を果たしたダナ・ホワイト・チューズデーナイト・コンテンダーシリーズのシーズン02。エピソード02となる今週も5試合が組まれ、10人のファイターがズッファとの契約を目指す。

今回、最も注目したいのが第4試合で組まれたミドル級のマッチアップ、アンソニー・ヘルナンデスとジョーダン・ライトの一戦だ。前者はLFAミドル級王者で、後者もまたLFAと契約下にあり、MMA界のNCAAでベルトを賭けて戦っていた可能性もあるファイトとなる。

Anthony HernandezヘルナンデスはアマMMAで8勝1敗の戦績を残し、プロデビューを果たすと今年の1月にLFA王座を獲得するまで、3年4カ月で6連勝、4つの一本勝ちは全てギロチンチョークというギロチンマスターだ。とはいっても、ヘルナンデスのギロチンが有効なのは右ストレートという強烈な打撃があるからこそ。この右の圧力に押されたファイターが、怯んだところで距離を詰め、スタンドでパワーギロチン、スクランブルでもアームインギロチンなど、左右両方の腕で絞めることができる。

対するライトはレコード的には9戦9勝、全試合が1Rフィニッシュと──それはズッファが目に留めるわけだと納得の──ヘルナンデス以上の戦績を残している。コメディムービーの「ビバリーヒルズ・ニンジャ」を見て、9歳で空手を学び始めたライトは、12歳の時からLAのイノサントアカデミーで、ムエタイ、ジークンドー、シラット、カリを学ぶマーシャルアーツ・キッドに。

その後、MMAを目指しレジェンズにジムに移籍も、高校卒業時にジムが閉鎖される。この時、ライトはニューメキシコにあるカレッジに進学し、ジャクソン・ウィンクルジョンMMAでトレーニングを開始した。このMMAのための進学を薦めたのが、彼の母親だったという逸話が残っている。一本勝ちはRNCと肩固めと堅実そうでありながら、ビバリーヒルズ・ニンジャ魂は不滅で、ライトは飛びつき三角など果敢に仕掛けることもある。

そんなフィニッシュ必至の両者の一戦。2人揃ってガチガチのフィジカル系でないが、ヘルナンデスはやや強引なアグレッシブファイターで、ライトはテクニック重視という側面も持つ。さらにいえばヘルナンデスの打撃は右こそ強いがやや攻めが荒く、ライトはハイキックや後ろ回し蹴りなど、ムエタイとマーシャルアーツで培った蹴り技も多用するのが特徴だ。

両者、ハイライトリールに残る動きを多用するが、もちろんMMAで勝つにはそこに至るプロセスが大切だ。打撃から組みの繋ぎがあってこそ、一足飛び的な攻撃が効果的になる。ダナ・ホワイト御前試合で、インパクト&フィニッシュへの意識が強すぎると、ドタバタしてしまいペースが狂う可能性は、両者にある。

Ryan SpannまたLFAからライトヘビー級王者ライアン・スパンもエピソード02に出場する。昨年もDWTNCSで戦う機会を得たが、カール・ロバートソンの前に15秒で敗れたスパンは、その後LFAで3連勝中。ヘルナンデスがミドル級チャンピオンになったのと同じLFA32でライトヘビー級のベルトを手にした。捲土重来の一戦も、言ってみればラストチャンスと同意語であることはスパンも理解しているはずだ。

■ DWTNCS S02 Ep02対戦カード

<フェザー級/5分3R>
マット・セイレス(米国)
ヤザン・ホジェイ(米国)

<ミドル級/5分3R>
アンソニー・ヘルナンデス(米国)
ジョーダン・ライト(米国)

<フェザー級/5分3R>
ギガ・チカズ(ジョージア)
オースチン・スプリンガー(米国)

<ライトヘビー級/5分3R>
エミリアーノ・ソルディ(アルゼンチン)
ライアン・スパン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
テイラー・ヒル(米国)
ドワイト・グラント(米国)

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