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【PFL2018#02】試合結果 川名はマメドフに3R判定負け発進。体重オーバー選手の勝利はどう処理される??

PFL2018#2【写真】ライトヘビー級はフィニッシュが多かったが、ライト級は写真のブライアン・フォスターのヒザ蹴り以外は急所蹴りで続行不可能、そして体重オーバーのエスクデロのギロチン以外は判定決着だった(C)PFL

21日(木・現地時間)、イリノイ州シカゴのシカゴ・シアターでPFL2018#02が開催され、ライトヘビー級とライト級の12試合、そしてケイラ・ハリソンのMMA初陣が行なわれた。

日本から出場した川名雄生はイスラム・マメドフに判定負け。ホームページなどでは、彼の順位は12位となっているが、TKO負けのファイターが上にいることでも分かりるように、これは明らかに間違いだろう。(記事ページ内では、川名の順位は6位となっている)。その一方でホームページ上で6位とされているのは、体重オーバーで一本勝ちしたエフライン・エスクデロだ。彼の場合は獲得点数は0Pであるが、同点の場合はこの勝利を、敗者となったファイターより上位にと評価するのか。

そのようなことがあると体重制の意味はなくなるが、果たして──。さらにいえばエスクデロの一本勝ちは、ジェイソン・ハイはタップをしていなかった。ビデオ再生判定システムが採り入れられるようにもなったMMAにあって、この明らかなレフェリーのミスジャッジをどのように処理をするのかも気になるところだ。

また現状でライト級のトップはロバート・ウォルトリーであるが、チアゴ・タヴァレスを試合続行不可能に追い込んだのは急所蹴り、この時点までのスコアの集計が行われたのかも分からないままの首位奪取となっている。

ライトヘビー級では2R終了後のインターバルで対戦相手が負傷でTKO勝ちを収めたブランドン・ホージーとラキム・クリーブランドの両者には、3R0分01秒TKO勝ちという判断がなされ、ボーナスPは1点にとどまっている。

五輪柔道2大会連続金メダルのハリソンは、ロンダ・ラウジーと同じく腕十字により初陣を飾っている。

【ライトヘビー級順位】※8位までがプレーオフ進出
1位 ヴィニー・マガリャエス(ブラジル)
2位 マキシム・グリシャン(ロシア)
3位 ショーン・オコネル(米国)
4位 ブランドン・ホージー(米国)
5位 ラキム・クリーブランド(米国)
6位 ダニエル・スポーン(米国)
7位 ヴォルク・アターエフ(ロシア)
8位 ラシッド・ユスポフ(ロシア)
9位 スメリーニョ・ラマ(カナダ)
10位 ホニー・マルクス(ブラジル)
11位 ジェイソン・ブッチャー(米国)
12位 ジェイミー・アブダラー(豪州)

【ライト級順位】※8位までがプレーオフ進出
1位 ロバート・ウォルトリー(米国)
2位 ブライアン・フォスター(米国)
3位 ウィル・ブルックス(米国)
4位 ナタン・シュルチ(ブラジル)
5位 イスラム・マゴメドフ(ロシア)
6位 川名雄生(日本)
7位 ルイス・ブスカペ(ブラジル)
8位 クリス・ウェイド(米国)
9位 ジェイソン・ハイ(米国)
10位 ラムジー・二ジェム(米国)
11位 チアゴ・タヴァレス(ブラジル)
12位 エフライン・エスクデロ(米国)


PFL2018#02
<ライト級/5分3R>
○ウィル・ブルックス(米国)3R
判定
詳細はコチラ
×ルイス・ブスカペ(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
○ブライアン・フォスター(米国)3R0分23秒
KO
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×ラムジー・二ジェム(米国)
<女子ライト級/5分3R>
○ケイラ・ハリソン(米国)1R3分18秒
腕十字
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×ブリトニー・エルキン(米国)
<162ポンド契約/5分3R>
○エフライン・エスクデロ(米国)3R0分38秒
ギロチンチョーク
詳細はコチラ
×ジェイソン・ハイ(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
○ショーン・オコネル(米国)2R0分41秒
TKO
×ホニー・マルクス(ブラジル)
<ライトヘビー級/5分3R>
○ブランドン・ホージー(米国)3R0分01秒
TKO
×スメリーニョ・ラマ(カナダ)
<ライト級/5分3R>
○イスラム・マメドフ(ロシア)3R
判定
詳細はコチラ
×川名雄生(日本)
<ライトヘビー級/5分3R>
○ヴィニー・マガリャエス(ブラジル)1R1分37秒
RNC
×敗者
<ライトヘビー級/5分5R>
○ラキム・クリーブランド(米国)3R0分01秒
TKO
×ラシッド・ユスポフ(ロシア)
<ライトヘビー級/5分3R>
○マキシム・グリシャン(ロシア)1R1分40秒
TKO
×ジェイソン・ブッチャー(米国)
<ライト級/5分3R>
○ロバート・ウォルトリー(米国)2R0分25秒
TKO
詳細はコチラ
×チアゴ・タバレス(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
○ナタン・シュルチ(ブラジル)3R
判定
詳細はコチラ
×クリス・ウェード(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
○ダニエル・スポーン(米国)3R4分31秒
TKO
詳細はコチラ
×ヴォルク・アターエフ(ロシア)
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