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【Road FC47】無差別級GPでジェロム・レバンナOUT、オリ・トンプソンIN

Oli Thompson【写真】レバンナの欠場は残念だが、トーナメントの勝ち上がりを予想するとトンプソンは本命に近い存在といえるだろう(C)ROAD FC

27日(金・現地時間)、ROAD FCより5月12日(土・同)に中国は北京のキャデラック・アリーナで行われるRoad FC47に出場予定だったジェロム・レバンナと、その対戦相手ウー・ラーナンが揃って欠場、オリ・トンプソンとカオロン・テンが代わりに戦うこととなった。


今大会からでスタートする無差別級GPにアオルコロ、アレクサンドル・ルング、クリス・バーネット、キム・ジェフン、マイティ・モー、ギルバート・アイブルとともに出場予定だったレバンナとウー・ラーハンは揃って負傷欠場に。20日に北京で行われた記者会見ではウー・ラーハンは出席していたが、レバンナの姿は確認できていなかった。

そんなレバンナに代わり、トーナメントに英国からオリ・トンプソンの代替出場が決まった。強さというよりも力強さを競い合うストロンゲストマン・コンテスト出身のトンプソンは英国王者&世界20位の肩書を持ってMMAに転向を果たした力持ちファイターだ。

2015年のIGF無差別級GPでは今トーナメント出場のバーネット、後のKSWヘビー級王者フェルナンド・ロドリゲスJrらを倒し優勝している。UFC、KSW、BAMMA、そしてBellatorとワールドクラス&地域ナンバーワン大会で戦ってきたトンプソンは、これが中国初進出となる。一点、気になるのはトンプソンが5月5日対戦相手のカオロン・テンは、逆に中国でしか戦ったことがない3勝4敗のファイターで、同トーナメント出場選手のなかで最も未知な存在といえよう。

リザーブマッチで藤田和之がコン・ハンドンと、第1部で佐々木信二がアルバート・チェンと対戦する北京大会。この他、幻の100万ドルT出場のラファエル・フィジエフ、彼と同門のブルーノ・ミランダ、さらに元ラジャダムナン王者チラユット・カオラットにギャビ・ガルシアも合流するロードFC47──韓国色すら感じられない国際大会がロードの旗の下、北京で開かれる。

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