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【WEC42】ボーウェルズの豪腕炸裂、トーレスが王座陥落

2009.08.10

(C) ZUFFA■第11試合 WEC世界バンタム級選手権試合/5分5R
[挑戦者]ブライアン・ボーウェルズ(米国)
Def.1R3分57秒/TKO
[王者]ミゲール・トーレス(米国)

【写真】ストリーミング中継が開始され、日本でもWECの大会が視聴できるようになったこの日。そのメインで勝ち名乗りを挙げたのは、バンタム級の象徴トーレスを下したブライアン・ボーウェルズだった (C) ZUFFA

オーソドックスに構え、慎重な立ち上がりの両者。プレッシャーをかけ、オクタゴン中央を位置取る王者トーレスは、55秒が経過したところで、ようやく左ローを蹴りあげる。

続けてローを出し、エンジンが掛ったように続けて左ストレートを放つが、ボーウェルズが右クロスを合わせ、王者はバランスを崩したようにマットにヒザを付く。

すぐに立ち上がりパンチを放つトーレスだったが、前に出てきたボーウェルズに、左フックを連発したところで、組みつかれ左ヒザをボディに見舞うもテイクダウンを奪われてしまった。

足を利かせ、ボーウェルズのパウンドを凌ぎ、蹴り上げるトーレス。構わずパウンドを打ち込むボーウェルズの左腕を抱えたところで、挑戦者は立ち上がった。そのまま距離を取るボーウェルズを見て、トーレスは自ら立ち上がり、再びスタンド戦に挑んだ両者は、再び慎重に攻めるなか、トーレスはハイキックなどを見せる。


また、ボーウェルズが前に出たところに左右のフックを合わせ、一気呵成にパンチを打ち込み、挑戦者をケージに攻めこんだその刹那――。後退しながら放ったボーウェルズの右クロスがトーレスの顔面を直撃。ダウンを喫したトーレスに間髪いれず、右のパウンドを連打するボーウェルズ。トーレスが足を入れ、正対しようとした瞬間にボーウェルズの強烈な右パウンドがさく裂する。

この一撃で、動きが止まったトーレスになおも左のパウンドをボーウェルズが落とし続けると、レフェリーが試合をストップ。WEC中継解説者のフランク・ミアーが「米国人MMAファイターのなかで、パウンド4パウンド」と絶賛していたトーレスが王座陥落。「自信はあった。ジャブを使い、組み付いてテイクダウンの練習をたくさんしていたんだ。番狂わせ? 僕はアンダードッグだったけど、タイトルを守り続けるよ」と語った新王者に、勝利者インタビューの間、防衛戦候補ドミニク・クルーズの名は聞かれなかったが、果たして――。

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