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【Asia Master 2018】本間祐輔が2度目の復帰で、即優勝。宇野薫はマスター3紫帯ライト級で柔術T初優勝

Yusuke Honma【写真】本間は年齢的には芝本浩司より1歳年下、全日本などでアダルトで戦う姿がぜひとも見てみたい (C)JBJJF

25日(日)、東京都世田谷区の駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場で開催された国際ブラジリアン柔術連盟(IBJJF)主催の「アジアマスター選手権2018」。

レポート第2回は塚田市太郎がマスター1黒帯フェザー級で優勝、また宇野薫もマスター3紫帯ライト級に出場して柔術初優勝を果たしている。ここではまず、その連日出場を果たした塚田とマスター3黒帯ライト級の模様をリポートする。
Text by Takao Matsui


【マスター2黒帯ルースター級】
日本人初のムンジアル黒帯ファイナリストで、2度の世界準優勝者であり、全日本アマ修斗でも優勝しプロMMAでも活躍した本間祐輔が、2011年以来6年8カ月振りの柔術トーナメント出場。そして2015年11月のノーギワールズ以来となる、実戦復帰を迎えた。

試合会場とは目と鼻の先といっても過言でない、世田谷区深沢のIGLOOブラジリアン柔術で指導者となっている本間は、決勝でファビオ・ミツカと対戦しすぐにスイープでポイントを奪う。対するファビオは、三角絞めを仕掛けてアドバンテージを獲得。スイープを奪い返して2-2とした。ここから本間はエンジン全開、上を取り返すとパスガードを2回成功させ、マウントポジションも奪い、12-2と突き離す。最後は腕十字を極めて2分22秒、一本勝ちで優勝した。

マスター選手権出場といっても、まだ36歳の本間だけに今後、アダルトでのトーナメント出場にも期待したい。

Uno【マスター3紫帯ライト級】
東京国際に続きアジアマスターに出場することとなった宇野薫が、マスター3紫帯ライト級に登場した。

1回戦で宇野は、キム・アンソニーと対戦。引き込んだキムはクローズドガードで宇野の動きを止める。宇野は立ち上がって足を割ろうとするが、キムは反応してスイープを仕掛ける。これを耐えた宇野は、足を抜いてハーフへ。得意のパスの動きから、アドバンテージを手にした宇野は、さらにニースライスでパスを狙うが、キムはこれを許さない。

宇野が足を抜いた直後にキムがパスを嫌がり、スクランブルに持ち込もうとしたバックに回る動きでアドバンテージを追加する。クローズドガードに戻したキムに対して、パスを狙う動きでアドバンテージをさらに2つ追加した宇野は、結果アドバンテージ4-0で決勝進出を決めた。

決勝で宇野は、カルペディエムの脇丸俊郎を破って勝ち上がってきたヴァグネウ・アンドラージと対峙した。互いに襟を掴んでは切り、切っては掴んでとスタンドの攻防が続く。レフェリーはこれを膠着と判断し、両者にルーチを宣告。この後も展開に動きがなく、さらに両者にルーチが与えられた。

Uno Winここで宇野が動いた。素早くダブルレッグに入り、テイクダウンの2ポイントを獲得。ヴァグネウはデラヒーバガードからスイープを仕掛けるが、宇野は崩れない。このまま立ち上がりスタンドから再開。

今度はヴァグネウがシングルレッグを仕掛けるも、場外へ倒れ込むように両者が出てしまう。これによってヴァグネウの攻撃はアドバンテージ止まりとなり、宇野が2-0で柔術の初優勝を果たした。

■アジアマスター選手権2018 主なリザルト
【団体表彰】
優勝 グレイシーバッハJAPAN
準優勝 インパクトジャパン B.J.J.
3位 カルペディエム

マスター3紫帯ライト級
優勝 宇野薫(日本)
準優勝 ヴァグネウ・アンドラージ(ブラジル)
3位 キム・アンソニー(韓国)
3位 脇丸俊郎(日本)

マスター3黒帯ライト級
優勝 高本裕和(日本)
準優勝 岩間朝美(日本)
3位 ジェフィソン・エフェン(ブラジル)

マスター1黒帯フェザー級
優勝 塚田市太郎(日本)
準優勝 ブルーノ・カルドソ・バルボーザ(ブラジルl)

マスター2黒帯ルースター級
優勝 本間祐輔(日本)
準優勝 ファビオ・ミツカ(ブラジル)
3位 木村太郎(日本)

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