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【DEEP83】17歳10カ月、高橋誠が最強のチャンピオン=DEEPフライ級王者・和田竜光に挑戦

Wada vs Takahashi【写真】17歳10カ月で主要王座に挑戦は、日本MMA史上最年少だ (C)MMAPLANET & KAORI SUGAWARA

14日(水)、DEEPより4月28日(日)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP83 IMPACTで、DEEPフライ級チャンピオン和田竜光が高橋誠の挑戦を受けることが発表された。


まさかのタイトル戦が実現する。2000年7月6日生まれ、17歳の高橋は1年11カ月前にパンクラスでMMAデビューを果たし、その後はDEEPを主戦場に先月24日の石橋幸太戦での勝利で、通算6勝1分という戦績を残している。

プロレスファンの父を持ち、その影響で小学校2年生の時にキックボクシングを始め、以降はレスリングを中心、柔術や再びキック、そして柔道と稽古の幅を広げていった高橋少年。その夢はプロレスラーになることだった。

しかし、中学卒業時にプロレスリング・ノアに履歴書を送るも、「2年後に連絡ほしい」という返答を受けたことでMMAに舵を切る。そして、上記にあるような戦績をそこからの2年弱で積んできた。

とはいえ、王者は中学時代の高橋を指導していた扇久保博正と並び、日本フライ級最強の異名を取る和田だ。高橋はいくらスーパー・ティーンエイジャーとはいえ、キャリア7戦で5分×3R戦は2度しか経験していない。

レスリングベースで積極的に打撃も繰り出し、果敢に極めにトライする。そんな高橋の強さを語る時には、「まだ17歳なのに」という枕詞がつくことは否定できない。対して、デビュー直後の悪夢の4連敗を経て、プロ初勝利を挙げてから後の和田のレコードは18勝3敗2分。何より、対戦相手はバンタム級とフライ級の国内トップばかりが揃っている。

スネを蹴るロー、絶妙の距離間を持つボクシングセンスと首相撲を含めた組み技の強さ。さらにあらゆる局面の融合度合いといい和田は穴が非常に少ない、ウェルラウンダーだ。その経験に裏付けられた判断力、そして耐久力という面では高橋とは明確に違いが存在するように思われる。

最年少でRIZIN出場を狙う高橋にとって、このチャンスはどうしてもモノにしたいということだろうが、試合内容によっては時期尚早のミスマッチと問われかねないタイトル戦となる。逆に高橋が和田に勝利、もしくは互角の勝負を展開できるようであれば、日本MMA界に那須川天心が誕生したと思っても良いだろう。

その答はケージのなかで見つかる。

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