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【PJJC2018】ライトフェザー級に出場する嶋田裕太─02─「ブラジレイロに出ようと思います」

Shimada, Nori & Ryogo Takahashi【写真】ただ柔術を指導するだけでなく、モチベーションを与えられているという嶋田の田中と高橋遼伍へのプライベートクラス(C)YUTA SHIMADA

8日(木・現地時間)から11日(日・同)までカリフォルニア州アーヴァインのブレン・イベンツセンターで開催されるパン柔術IBJJFチャンピオンシップに出場する嶋田裕太インタビュー後編。

柔術人生始まって以来の空白期間から、6月のムンジアルに向けて、ギアが入った嶋田はパン柔術からムンジアル前での間にNY修行とブラジレイロを敢行することを明らかにした。

<嶋田裕太インタビューPart.01はコチラから>


──ムンジアルのためのパンではあると思いますが、やはり結果も求められます。

「今年の目標を年始に決めたのですが、それがムンジの表彰台です。そのためにパンで良い結果を残してムンジアルにつなげないといけないです」

──パンからムンジアルへ、いきなりの全開モードですか。

「実は5月のブラジレイロ(5月1日~6日、サンパウロ郊外のバルエリで開催される)に出ようと思っているんです」

──えっ……、ブラジレイロですッ!!

「4月の20日前後にNYシティ・オープンがあって、またミヤオとか出てくるので、そこに出てからNYのMGで練習をし、ブラジルへ行こうかと考えています。

ゴールデンウィークは日本にいてもなかなか練習が思うようにできないですし、指導に関しても海外へ行っても普段よりクラスに穴を空けることにならないので」

──しかし、なぜブラジレイロなのでしょうか。

「それ……やっぱり、ブラジルだからです!!」

──敢えてチャレンジするところなのでしょうか。

「このところ、週に一度の割合で田中(路教)さんに柔術の指導をさせてもらっているのですが、田中さんの姿勢というか、その生き様に触れていると……僕だってやらないといけないと思うしかなくなりました。

あの人のやる気というのは……こういうと語弊があるのですが、これまでには経験したことがなかったです。きっと田中さんは長いスパンでMMAを戦おうとは思っていないはずです。

僕自身、指導するだけで実際にどれだけ動きのなかで、そこが吸収できているのかなど、まだ試す機会に至っていないのですが……少しでも田中さんの役に立ちたいです。

田中さんは、もがき苦しんでいるのに厳しい方を選択します。そして強くなるためには藁にも縋る姿勢でいます。やはり、自分も田中さんのようにならないといけない。そういう気持ちにさせられ、指導をさせていただいている立場なのですが、凄くモチベーションをもらいました」

──田中選手はエフェメラルな空気をまとい、そういう美学を貫いている感があります。本人は違うと言うかもしれないですが……。その田中選手に盛況をうけてのブラジレイロというのも、嶋田選手の柔術との向き合い方を表しているのでしょうね。ブラジルは1人でしょうが、今回のパンは練習仲間などと一緒に行動するのですか。

「いえ、土曜日に大塚(博明)さんの試合を見に会場へ足は運びますが、日本の人と行動は一緒にしません。実は今回はヘンゾ・グレイシーの黒帯のジョセフ・リーさんにトーナメント後にセミナーをお願いされていて。セミナー代金を受け取る代わりに自宅にお世話になることにしたんです。

そうしたらジョゼフさんも黒帯ライトヘビー級にエントリーしているということで……、『試合をすることになったら嫌だなぁ』というのはありました(苦笑)」

──それはそうですね(笑)。

「でも、別の山になったので当たるとしても決勝なのでホッとしています(笑)。ジョゼフさんのコズミック・トレーニング・センターというジムでセミナーをさせていただくのとは別に西山英峻先生のお弟子さんの空手家、貝島太一郎さんがノースハリウッドで開かれているヴァレー・マーシャルアーツ・センター(VMAC)の柔術クラスでも、会員さん対象のワークショップをやらせてもらうことになっています」

──おお嶋田柔術が南カリフォルニアでシェアされるわけですね。素晴らしい。

「少しでも多くの人に柔術を楽しんでもらえればと思っています。その前に大切な試合があるので、ジョアォ・ミヤオとしっかりと戦ってきます!!」

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