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【KSW42】タイトル戦、ライト級王者=無法者ガムロ&女子フライ級王者リプスキ=バイオレンスクイーン

Ariane Lipski【写真】その容姿も人気に拍車をかけていることは間違いないアリアネ・リプスキだ (C)KSW

3日(土・現地時間)にポーランド・ウッチのアトラス・アリーナで行われるKSW42 「Narukun vs Khalidov」。メインで階級を越えたチャンピオン対決トマス・ナルクン×マメッド・ハリドヴ戦が組まれた同大会で、2階級のタイトル戦もマッチアップされている。


一つはライト級王者マテウス・ガムロが、グシェゴシュ・ジュラコウスキの挑戦を受けるポーランド勢同士のタイトルマッチ。ガムロは2016年5月にマンスール・ベルナウイを破り、同王座を獲得して以来、これが3度目の王座防衛戦となる。

GamrotRoad FCライト級Tで準決勝の残っているベルナウイに勝っていることでも、その実力は折り紙付きといえるのだが、ノーマン・パークとは喧嘩マッチでアイポークを平然とやってのける無法者的な怖さを持つ。

それでいてクロスヒールからヒールを極めるテクニシャンでもあるガムロの防衛戦と同様に、バイオレンス・クイーンの異名を持つKSW女子フライ級王者アリアネ・リプスキにも注意を払う必要がある。

北米ケージで昨年より盛んになってきた女子フライ級にあって、ブラジル人でありながらKSWの中心ファイターとして活躍するリプスキはキャリア10勝3敗、現在は7連勝中だ。ブラジルのムエタイどころクリチーバ在住で、ベースは当然ムエタイでオーソの構えから、鞭がしなるように打ち下ろされる左の蹴りに特徴がある。

Lipski接近戦では頭を振らず、思い切りフックやオーバーハンドを振っていくのは、所属は違っていてもクリチーバの名門シュートボクセを思い起こさせる。首相撲からのヒザ、崩してからの柔術も強く、特にガードのなかでエルボーを落とすバランス感覚は抜群といえる。このエルボーとのコンビネーションでパスを奪いトップ攻めを基本とするなかで、ガードからの腕十字も十分に切れがある。

挑戦者シルヴァナ・フアレスは珍しい女子アルゼンチン人ファイターで、戦績は6勝1敗。唯一の黒星は現UFCファイターでノヴァウニオンの猛者ポリアナ・ボテーリョに喫したもの。スピードと打撃のクオリティでは圧倒的にリプスキだが、あのボテーリョからダウンを奪った右のロングフックは、一発で試合を決める力を有している。

トップを取ってからのパウンドなども威力を持つフアレスだが、前述したように一発はあるが、スピードに欠ける。リプスキとしては、フアレスの目が慣れる前に仕掛けて決めることもあり得るだろう。

■ KSW42対戦カード

<203ポンド契約/5分3R>
トマス・ナルクン(ポーランド)
マメッド・ハリドヴ(ポーランド)

<ミドル級/5分3R>
ミハウ・マテラ(ポーランド)
スコット・アスカム(英国)

<ライトヘビー級/5分3R>
ウカシュ・ユルコフスキ(ポーランド)
マルチン・ザワダ(ドイツ)

<KSWライト級選手権試合級/5分3R>
[王者] マテウス・ガムロ(ポーランド)
[挑戦者] グシェゴシュ・ジュラコウスキ(ポーランド)

<KSW女子フライ級選手権試合/5分5R>
[王者] アリアネ・リプスキ(ブラジル)
[挑戦者]シルヴァナ・フアレス(アルゼンチン)

<ライトヘビー級/5分3R>
マルチン・ボイチク(ポーランド)
クリス・フィールズ(アイルランド)

<女子フライ級/5分3R>
カロリーナ・オフタッシュ(ポーランド)
パウリナ・レシェウスカ(ポーランド)

<フェザー級/5分3R>
フィリップ・ウォランスキ(ポーランド)
バルトミ・コペラ(ポーランド)

<ウェルター級/5分3R>
クリスチャン・カスボロウスキ(ポーランド)
クリストファー・ヘンゼ(ドイツ)

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