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【Pancrase293】挑戦者=若松佑弥が現れない……王者・仙三がたった1人の調印式……?!

Siging Ceremony【写真】正午開始の調印式と、仕切り直しとなった午後1時からの調印式(C)MMAPLANET

18日(木)、2月4日(日)に東京都江東区スタジオコーストで開催されるPancrase293でフライ級KOPTを戦うチャンピオン仙三とチャレンジャー若松佑弥の調印式が新宿区のパンクラス事業本部で行われた。


スタジオコーストにおける新たなる戦いの幕開けとなる両者の調印式だったか、なんと開始時間になっても挑戦者の若松が現れない。連絡上のトラブルがあり、なんと若松はこの時点でまだ所属するTTMで練習中という一報が入り、大至急駆けつけることになり先に仙三の質疑応答が行われることとなった。

まず「今回初防衛戦なのですが、防衛戦だからチャンピオンとして守るとかという気持ちもなくて、いつも通り挑戦者のつもりで応援してくれている皆さんに勝ちを見せるために、死ぬ気でやってやろうと思っています」と意気込みを語った仙三の記者との質疑応答は以下の通りだ(要約)。

──挑戦者がこの場に現れていないことをどう思われますか。

「いやぁ……ちょっとイラッとしました。でも、しょうがないです。若松選手と対面したことなかったので楽しみにしていたのですけど、1人になっちゃって残念です(苦笑)」

──若松選手が挑戦者になると聞いた時の胸中は?

「あの勝ち方で、ランクも1位だったので若松選手になると思っていましたし、倒すだけだと思いました。やりたいと思っていたので、ちょうど良いタイミングかと」

──印象を教えてください。

「若くて才能がある良い選手です。KOも多いですけど、自分の戦い方をすれば負ける相手じゃない。自分は彼がこれまで戦ってきた相手とは違うと思っているので。若松選手の蹴りもパンチも怖くなくて、普通に倒せると思います」

──22歳という若いチャレンジャーです。

「若いですね。自分は35歳ですけど、衰えているわけじゃないし強くなっている。経験もあり、積み上げてきたモノがあるので年齢で不利だとかは感じていないです。自分の経験が若松選手を上回ります。

打撃戦になるかと思うので、多少打撃のスパーを増やしましたが、若松選手と試合をするから特に変えることはなく、自分の戦い方を突き詰めて練習してきました。なので自分の戦いができれば勝てます。長期戦? いつも倒そうと思っているんですけど、判定になるのはマモルさんもそうですけど強い相手と戦ってきたからで、自分が相手を倒せないわけじゃないです。若松選手をKOするつもりでいます。打撃が当たれば、倒せます」

──若松選手は海外へ行くためのステップとして、仙三選手のベルトを狙っています。王者になって、そのベルトの価値をどのように考えていますか。

「重いベルトです。回りの人の見る目も変わりました。でも、試合はタイトル戦とか関係なく1試合、1試合何が何でも勝つというつもりで戦ってきたので、そこは変わらないです。防衛して、自分とベルトの価値を上げていきたいです。自分も年ですけど、上に行きたい気持ちはあるので絶対に負けられない。このベルトに相応しい試合をしたいです」

Senzo vs Wakamatsu仙三の質疑応答後、廣瀬隆司コミッショナーのこの1戦への期待の言葉に。それでもチャレンジャーは到着しない。チャンピオン仙三は、若松の到着を待つということで車の移動が必要となり一度退席し、再び会見場に戻ってきた。

ここから若松の到着まで記者や廣瀬コミッショナーと好物のラーメン談議を行っていると、本来の会見開始時間から1時間が経過したころ、スーツ姿の若松が頭を下げながら会見会場に。

TTMの近くに住むジム会員にスーツを借り、ニック末永トレーナーのバイクで練馬から新宿まで駆け付けた若松が「今回、国内トップストライカーの仙三選手とタイトルマッチで試合をさせてもらうことを光栄に思っています。仙三選手を倒すことで、自分がトップストライカーだと証明できるので気合が入っています。絶対にKOしたいと思います」と抱負を話し、質疑応答(要約)が始まった。

──打撃戦が主体となりそうですか。

「ハイ。寝技にはならないと思います。仙三選手は左ジャブが上手いですし、思い切りが良いです。でも、自分のパンチやキックが当たれば倒れると思うので自信を持って、全ての攻撃で倒していきたいです。5R制? そこも踏まえて、スタミナもつけているので全ラウンド戦うつもりでいます。

そのなかで倒せれば倒す、全部使って圧倒していきたいです。当日やってみないと分からないところはあるのですが、自分の得意な距離なので戦いやすい相手です」

──パンクラスのフライ級タイトルへの思い入れはありますか。

「やっぱりパンクラスが日本で一番強い団体だと思っているので、そこは誇りを持ってベルトを獲りにいきたいです」

──先輩の清水清隆選手も巻いていたベルトです。

「パンクラス・フライ級はTTMのベルトだと思っているので、絶対に獲りたいです」

この後、若松、そして仙三の順に調印書に署名し、パンクラス史上最長の調印式が終了した。

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