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【DEEP81】絶好調王者・上迫博仁に挑戦、芦田崇宏 「日本のトップ同士のストライキングを見せたい」

Takahiro Ashida【写真】MMAの間合いでボクシングを使うための蹴り──どれだけ進化しているか楽しみだ(C) KAORI SUGAWARA

23日(土)に東京都江東区ディファ有明で開催されるDEEP81で芦田崇宏が、上迫博仁の持つDEEPフェザー級王座に挑戦する。

今年5月に3年2カ月振りにDEEP出場を果たし、オーロラ☆ユーキ(※芦田が体重オーバーでキャッチ戦)、続いて9月にDJ.taikiを下した芦田がフェザー級の頂点に挑む。

今年は2月にブラジル(REALフェザー級)、3月にグアム(PXCライト級)でタイトル戦を経験し敗れている芦田が、3度目の正直=打倒・上迫について語った。


──今週末に上迫博仁選手への挑戦が控えている芦田選手です。9月にDEEP復帰2戦目で勝利しこのタイミングで挑戦権が与えられるとは思っていましたか。

「名前のあるDJさんに勝ったので、フェザー級の中でも一気に上の方に来たのではないかというのはありました。だから、タイトル挑戦になる準備もしていました」

──正式にオファーがあったのは?

「11月になってからですね。『来たなっ』となりましたね。日本国内でベルトに挑戦したかったですし、DEEPは僕がプロデビューした大会だったので、やはり拘りがありベルトを巻きたいと思っていましたから」

──一時期、BRAVE勢がDEEPに出ていない時期もあっただけに想いは特別ですか。

「そうですね。その間も佐伯(繁)さんから、『また戻って来てね』と言ってもらっていて。なので僕はどんなオファーが来ても対応できるようにしていました」

──今年はブラジルでREAL、グアムでPXCとタイトル戦を経験してきました。

「ハイ。3度目の正直を目指します。チャンスを貰って2回もこけているので、しっかりと押さえたいです。日本でも歴史のある団体のベルトなので、必ず獲ります」

──チャンピオンの上迫選手は乗りに乗っています。内容、結果どちらも残している。

「勢いは感じますね。良い勝ち方、打撃で連続KO勝ちをしていますからね。また強い選手が出てきたとは思っていますが、僕も練習では日本のフェザー級のトップとやらせてもらっていますし、ましてや宮田(和幸)先生とも練習しているので、上迫選手がずば抜けて強いとは思わないです。もちろん、チャンピオンになる強さを持っている選手だとは思っていますが」

──上迫クルーズという異名の由来となる、独特なステップと構えで試合を進める点については?

「DJさんと戦った時から、そういうかき回すスタイルには対応してきました。なので、あまり気にしないで戦えます。しっかりと見て、パンチを貰わないように戦えば良いので」

──芦田選手は得意のパンチをより効果的にするために、蹴りを多用したスタイルをDJ戦では取り入れていました。

「僕はボクシング出身のMMAファイターと言いたいので、パンチを活かすためにはどうすれば良いかと考えて、蹴りの重要性に気付きました。距離間であったり、フェイントであったり、自分の良さを出すために相手の良さを潰す練習をしてきました。しっかりと準備できています」

──サイドキックやハイをあれだけ使うと、いわゆるボクシングのスタンスからは離れると思うのですが、その辺りを上手く融合させてきたということでしょうか。

「DJさんとの試合は、まだ発展途上中でした。試合のなかででも試しましたし、この戦い方は今後も必要になっていきます。徐々にボクシングとMMAのキックを混ぜることができるようにしています」

──DJ戦は2Rまでリードし、3Rは落としてもフィニッシュまではさせないという割り切った戦い方でした。あそこまで徹底できる選手はあまり日本では見られないです。ただ、10-8がつくとドローになるかもとは思った次第です。

「割り切っていたのが分かりましたか(苦笑)? DJさんは押さえどころを掴んでいる選手で、チャンスを逃さない。だから凌ぐことに集中していました。相手に攻めているように思わせて、時間の経過を待つような形で。でも、決して攻めさせ過ぎないようにしていました」

──最終回を落としても29-28で勝つ。見ている人間は皆、分かっていたと思います。

「DEEPの裁定がラウンド毎に変わったじゃないですか。僕が一緒に練習させてもらっていた徳留(一樹)さんも言われていたのですが、ラウンドマストでは割り切ってラウンドを捨てるのもインサイドワークかなと。ガムシャラに戦うのも一つの手ですが……プランを練って戦うことで精神的にも強くなれました」

──今回の挑戦に向けて、DJ戦と同様にBraveとHALEO TOP TEAMで練習してきたのですか。

「ハイ、そうです。その2つだけで練習しています。クレベル(コイケ)や徳留さん、宮田先生、大塚(隆史)さんとやってきました。このメンバーで練習していることは、僕の自信になっています」

──最も気を付けないといけないと思っているのはどこになりますか。

「技術的には距離間です。上迫選手の距離があり、僕の距離があるので、相手の良いところを出させないでやり切ることが大切です。

色々と試すことも必要なのかもしれないですが、自分のスタイルは崩さないで戦いたいと思います。神経戦になるようにしたいです。上迫選手は勢いよく攻めてくると思うので。

分かり辛い戦いになる可能性もありますが、上迫選手はフェザー級のなかで打撃がトップクラス。僕も自分がそうだという自負があります。日本のトップ同士のストライキングを見せたいです。

いつ倒れてもおかしくない。そんな試合になるので瞬きをしないで見て欲しいです」


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