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【HEAT41】注目のロシアン=カレフォフ戦を前に、春日井たけし─01─「怖いです。でも僕は恵まれている」

Takeshi Kasugai【写真】チョ・ナムジンに続き、ACB出場のロシア人と対戦。厳しい相手が続くが、確かに恵まれている(C) MMAPLANET

23日(土・祝)に名古屋市港区の愛知県武道館で行われるHEAT HEAT41で春日井たけしが、MMA帝国ロシアの刺客アザマット・カレフォフと対戦する。

7月に元Road FCフライ級王者チョ・ナムジンに一本勝ちした春日井。UFC入りは果たせていないが、とにかく価値ある相手と戦い続け、勝ち続けることを誓う彼の前についにロシア人が立ちふさがる。

今、最も注目されているACBのヤングファイト=ヤングイーグル大会で勝利している戦績8勝0敗のファイターだ。かつてない圧力を持つことが予想されるカレフォフ戦を前に、春日井の心境を尋ねた。


──掘ってはいけないロシア勢、アザマット・カレフォフとの試合が迫ってきた春日井選手です。現在の調子はいかがですか。

「少しケガをしたのもあって、ギリギリまで追い込むのではなく先週で追い込み練習を切り上げたら、逆に調子が良いです」

──減量の方は?

「ハイ、食事制限もしていましたし、サウナも練習と並行しているので体重の方もあと6キロほどで問題ないと思います」

──ではもう水抜きまでは2キロ程度落とせば良いという感じですか。

「いえ、1キロですね。僕は水抜きで5キロ落としているので」

──5キロですか……。春日井選手が計量の日につらそうな理由がわかりました。

「楽ではないです。でも、まだ水分が体に入っている状態で今も水を飲んでいるので大丈夫だと思います」

──HEATクリスマスイブ・イブ決戦、出場が決まった10月にはTUF24出演のファイターとの試合を望んでいましたが。

「ハイ、実はその通りATT所属でTUFに出ていた選手と交渉が進んでいました。向こうの選手も『日本で戦ってみたい』と言ってくれていたようですが、UFCと契約することになり、無くなってしまったんです。

それからも元UFCファイターということで、ブラジル人と交渉してもらい、その相手になるかとおもったのですが、その選手も他に試合が決まってしまって……。で、HEATと関係のあるTOP FCをプロモートしているKTTのハ・ドンシン会長から『春日井の相手にちょうど良い選手がいる』ということで名前が挙がったのが。今回のロシア人だったんです」

──韓国経由でロシアに辿り着いてしまったわけですね。ロシア人ファイターになると聞いた時は、まずどのように思いました。

「最初は……ドーピングとか大丈夫なのかと……」

──アハハハハ。

「まぁ、やっているだろうなと(苦笑)。そこは気になりました。怖い相手です。ただ、チョ・ナムジンに続きTUFやブラジル人に当たってもらって、それがダメでも今怖がられているロシア人を用意してもらっている。

そこまで僕の相手を必死に探して用意してくれるなんて、幸せものです。日本のフライ級で国内でロシア人と戦える選手がどれだけいるのかって考えても。

僕はダメな人間で、すぐに『この選手はRIZINで戦うんだ』とか、『あっ、××選手がタイトル戦だ』という風に他人が羨ましく見えてしまうんです。そして自分は運がないって考える。でもチョ・ナムジンと戦い、次はロシア人と戦うことができるなんて、本当に恵まれていると思えるウようになりました」

──しかもヤングイーグルとはいえ、注目のACBで勝利しているファイターです。

「そうですよね。そう考えて、スイッチが入りました。こういう僕のためのカードを、心のどこかで当たり前に感じていた自分がいたのですが、ふと『これって凄いことだ。俺はなんて良い環境なんだ』って思えるようになったんです。

なぜ他の選手のことを気にしているんだって。そんな自分が阿呆だと感じ、改めて志村(民雄)館長を始め、協力してくださる人達に感謝の気持ちでいっぱいになりました」

──その気持ちとは別には、やはりロシア人アザマット・カレフォフは未知の部分もあり、怖いです。

「いやぁ、映像を見てもパワーがありますね。バンタム級から落としてくるので、余計ですね。ホジェリオ・ボントリン(昨年12月に体重オーバーのボントリンと対戦し腕十字でタップ=規定によりノーコンテスト)ぐらいの力はありそうですね」

<この項、続く>

■ HEAT41対戦カード

<ヘビー級/5分3R>
藤田和之(日本)
イ・サンス(韓国)

<フライ級/5分3R>
春日井たけし(日本)
アザマット・カレフォフ(ロシア)

<キック57キロ契約/3分3R>
ライカ(日本)
鈴木万李弥(日本)

<ヘビー級/5分3R>
HULK(日本)
チョン・ダウン(韓国)

<ミドル級/5分3R>
ANIMAL☆KOJI(日本)
パク・ジョンヨン(韓国)

<キック72キロ契約/3分3R>
TOMO(日本)
ヘナン・マサ(ブラジル)

<フライ級/5分3R>
山本聖悟(日本)
クラウディオ・ルーカス(ブラジル)

<キック57キロ契約/3分3R>
一仁(日本)
ヘンリー・セーハス(ボリビア)

<キック63キロ契約/3分3R>
安川侑己(日本)
増井侑輝(日本)

<NEWAGEキック・ウェルター契約/2分3R>
ヒマラヤン・チーター(ネパール)
ねぎ魔人(日本)

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