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【RFC44】豪腕ナンディンエルデンを完封、マンスール・ベルナウイ「シモイシは大した選手じゃない」

Mansour Barnaoui【写真】日本のアニメからアフロサムライというニックネームがついていることを明かしたベルナウイ。試合後にも関わらず傷一つない。圧倒的な強さを見せて勝ち進んできた (C)MMAPLANET

11日(土・現地時間)、中国・河北(ホーベイ)省の石家庄(シーチャーチュワン)のホーベイ体育館で行われたROAD FC44で、ムングントスズ・ナンディンエルデンをRNCチョークで下したマンスール・ベルナウイ。

ライト級100万ドルトーナメントでは国際予選から3試合連続で1R一本勝ちを続けているフランスの未知強は、準決勝の下石康太戦に向けても、絶対的な自信を覗かせていた。


──ムングントスズ・ナンディンエルデンのパンチを完封し、RNCでタップを奪いました。

01「とても嬉しいよ。何より、この勝利でトーナメント優勝に一歩近づいたからね。いくらパンチ力があっても、グラウンドワークに穴のある選手との戦に活路を見いだすことは簡単だよ。

できるだけスタンド戦を避けて、グラウンドに持ち込み長い時間寝技を続けることが作戦だった。まぁ、その通りになったね」

──その打撃でも良いパンチを入れていたように見えました。

02「それがMMAだからね。MMAには打撃が含まれているんだから、パンチを交換するのは当然だよ。そうしないと、グラウンドに持ち込めないからね」

──今回の相手と違い、準決勝で戦う下石選手はウェルラウンダーです。どのような印象を持っていますか。

「シモイシはまるで大した選手じゃないよ。でも、どのような相手だろうがしっかりと戦略を立てて戦うから、次もシモイシ対策を練って彼との試合に臨みたいと思っています」

──自信タップリということでしょうか。

「そうだね、全ての局面において僕にアドバンテージがある。フィジカルもスタミナも、リーチも寝技も打撃も。僕はコンプリートファイターだから」

──その自信はトーナメント・ベスト4に残った他の対戦相手、そしてクォン・アソルに対しても持ち得るものですか。

「シモイシだけでなく、誰に対しても自信は持っているよ。ただしシモイシにしっかりと勝つことで決勝戦、そしてクォン・アソルに対して、より確かな自信を持つことになるだろう。その結果、僕がトーナメントに優勝しグランド・チャンピオンになるんだ」

──100万ドルという賞金を考えて、ナーバスになることはないでしょうか。

「そりゃあ、100万ドルという額は色々な影響を与えるだろう(笑)。でも、何よりもモチベーションになる。その方がずっと大きいよ。1試合、1試合と勝ち進むごとにやる気が湧き出て来る。そして勝ち上がることに、賞金を手にする自信がついてくるんだ」

──なるほど。では、このトーナメントの行方に注目している日本のファンにメッセージをお願いします。

「日本で僕の試合を見てくれているファンがいることは、とても嬉しい。僕は日本の文化が大好きで、特にマンガの大ファンなんだ。それに僕のニックネームであるアフロサムライというのは、日本のテレビアニメからつけられているんだ。いつの日か日本で戦いたい。それが僕の夢だよ」

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