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【ONE63】アレックス・シウバを相手に14カ月振りの防衛戦、内藤のび太「なんとか勝ちたい」

Nobita【写真】ようやく試合=防衛戦が決まった内藤のび太 (C)MMAPLANET

20日(月・現地時間)、ONE Championshipよい12月9日(土・同)にタイのインパクト・アリーナで開催されるONE63「Warriors of the World」で内藤のび太がONE世界ストロー級2度目の王座防衛戦を、アレックス・シウバを相手に行うことが発表された。


昨年5月に王座を獲得した思い出の地で実に1年2カ月振りの試合に臨むことになった内藤。一節によると、彼の防衛戦は3月までないという話もつたわっていたが、今月10日のフィリピン大会でシウバが鈴木隼人を鮮やかな腕十字で切って落としたことで、一気に事態が動いた。

Silva王座獲得から4カ月弱で初防衛に成功した内藤だが、ストロー級では星の潰し合いが続き待ちぼうけの状態が長く続いていた。その状況下でシウバは鈴木に勝利したことで5連勝を達成となり、王座挑戦当確となった。仮に下馬評通り鈴木がシウバに勝っていれば、このタイミングで両者がタイで戦うことはなかったに違いない。

シウバはイヴォルブMMA所属のブラジリアン、そしてイヴォルブMMA代表でONEのチェアマンでもあるチャトリ・シットヨートンにとってはタイは母国。バンコクでシウバが内藤に挑戦する──これはイヴォルブの同門で内藤にベルトを奪われたデェダムロン・ソーアミュアイシルチョークのリベンジリベンジ戦となる。

1年2カ月振りのケージに足を踏み入れる内藤が、その胸中を明かしてくれた。

内藤のび太
「試合のオファーは鈴木選手とアレックス・シウバ選手の試合の直後にありました。急に決まった形ですが、練習はずっと続けていたので問題はないと思いました。ずっと試合がなかったのでやはり不安でしたが、パラエストラ千葉ネットワークの選手の試合を観たり、少し練習を付き合ったりしていたので、深く考えている暇はなかったです。

アレックス・シウバ選手は圧倒的に寝技が強いのでやられてしまうかもしれませんが、しのいで最後はなんとか勝ちたいと思います」

なお同大会はラスール・ヤキャエフとONE世界ライト級挑戦者決定戦に出場するシャノン・ウィラチャイ、リカ・イシゲ、サゲッダーオ・ペットパヤータイ、デェダムロン・ソーアミュアイシルチョーク、クリッサダ・コンスリチャイらONEのタイ人ルースターが勢揃いする。

■ ONE63対戦カード

<ONE世界ウェルター級(※83.9キロ)選手権試合/5分5R>
[王者]ベン・アスクレン(米国)
[挑戦者]青木真也(日本)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アミール・カーン(シンガポール)
エイドリアン・パン(豪州)

<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
レアンドロ・イッサ(ブラジル)
キム・デフォン(韓国)

<女子ストロー級(※56・7キロ)/5分3R>
メイ・ウウイ(シンガポール)
ブイー・スレイチャイ(カンボジア)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
リー・カイウェン(中国)
アマド・ムスタバ(パキスタン)

<女子ストロー級(※56・7キロ)/5分3R>
ティファニー・テオ(シンガポール)
プジャ・トマール(インド)

<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
VV.mei(日本)
ジナ・イニオン(フィリピン)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
アルナウド・ルポン(フランス)
リチャード・コーミナル(フィリピン)

<68キロ契約/5分3R>
ヤン・フェイ(中国)
モハメド・アイマン(マレーシア)

<ストロー級(※56・7キロ)/5分3R>
ミャオ・リータオ(中国)
シム・ブンスルン(カンボジア)

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