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【Pancrase292】松嶋こよみが、アジア太平洋最強レベルのカイル・アグォンと対戦

Aguon vs Koyomi【写真】フェザー級の頂点とステップアップを掛け、松嶋がアジア太平洋地域の強豪と対戦する (C) KAORI SUGAWARA

1日(水)、パンクラスより12月10日(日)に東京都江東区ディファ有明で行われるPancrase292で松嶋こよみ×カイル・アグォンのフェザー級戦が組まれることが発表された。


KOPナザレノ・マレガリエを頂点するパンクラス・フェザー級戦線において、松嶋とアグォンは1位中原由貴に次ぎ、それぞれ2位と3位にランクされている。松嶋は今年に入り内村洋次郎、粕谷優介を破り、今年3勝目を狙う。対するアグォンも2月にパンクラス初参戦を果たすとコンバ王子、8月には王座挑戦が決まっていたISAOと代役で対戦しスプリット判定勝ち、彼もまた2017年度3勝目を目指す。

豪快なレスリング&空手を融合させたスタイルに、パンクラスイズム移籍後は競り合いでの強さを身につけつつある松嶋に対し、アグォンは長いリーチを生かして相手を突き放し、レスリング勝負で上を取り切るという堅いスタイルが信条だ。

一時は松嶋が継続参戦を狙っていたPXCの元バンタム級王者は、競り合いという部分では田中路教、クァク・グァンホ、ロランド・ディ、ラッセル・ドーンという後のUFCファイターと鎬を削り合ってきた。デカゴンでは前出したように慎重なファイトに徹しきっている感もあるが、打撃&スクランブルでも真っ向勝負ができる。

仮にこの試合で松嶋が勢いで差を見せて勝利を掴むことができれば、彼の望むベルトを飛び越えてステップアップを果たす地力がついたと判断することもできる──それだけアグォンは懐が深く、引き出しの多い相手だ。

なお、今大会では既にライト級KOPT=チャンピオン久米鷹介×チャレンジャー徳留一樹が発表されており、さらにはフェザー級でISAO×粕谷優介、ウェルター級で佐藤天×村山暁洋とタイトルに繋がる試合が組まれている。

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