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【RFC43】明日はRoad FC43 イ・ギルウと対戦、朝倉未来「僕は日本でもあまりいないレベル」

Mikuru Asakura【写真】朝倉未来は地下格闘技出身の自分を応援してくれている人達の期待に応えたいと熱く意気込みを語ってくれた(C)KAORI SUGAWARA

28日(土・現地時間)に韓国ソウルのチャンチュン体育館でRoad FC43開催される。日本から参戦となる朝倉未来はロードFCの第2代バンタム級王者イ・ギルウと対戦する。


今年3月に開催されたロードFC37で初参戦をした朝倉はオ・ドゥソクを1RでKOし、インパクトを残した。2度目のロードFC参戦となる朝倉を本計量後にキャッチし、前回の試合後からの環境の変化と、今回のイ・ギルウ戦への意気込みを訊いた。

──本計量終えて調子はいかがですか。

「減量する体重もあまり多くないので減量は楽でしたね。水抜きを3.5キロくらいしたんですけど、まだまだいけそうだなという感じでした。今週入ってからは調整だけで練習はそんなにしていないですけど、コンディションはバッチリです!!」

──この試合まではどのように練習をしてきたのですか。

「ちょうど2、3ヶ月前に上京して堀(鉄平)さんという方が僕ら兄弟の事をインストラクターとして雇ってくれてたんです。トライフォース赤坂という格闘技ジムと、同じビルの3階に新しいHIIT GYMというフィットネスジムがあるので、その2つのジムのインストラクターを交互にやっています。堀さんはトライフォース赤坂というジムの他にも色々なジムを経営していて、弁護士が本職なんですけど、凄い人です。

東京に来てからはアライアンスさんと和術慧舟會HEARTSという日本のトップクラスのチームで週2回ずつ練習させてもらっています。練習はほぼ毎日、週6日でしていますね。自分がインストラクターをしているトライフォース赤坂のジムでも週1回MMAをやったり、HIIT GYMで『HIIT(ヒート)トレーニング』という最新の自分のペースに合った負荷を掛けられるトレーニングをしています。

僕の打撃は日本のMMAの中でもトップレベルだと思っているので、今はレスリングの練習の割合が多くしています。レスリングの強い人たちと練習をしてテイクダウンされない力とか、立ち上がる力に自信が持てたので、今回も普通に自信があります」

──HIIT トレーニングとはどのような事を行うのですか。

「ケトルベルとか、自走式ランニングマシーンとか使ってダッシュをします。自分の足が速いと凄い速度まで行ってしまうんですけど、心拍計をつけてやるので、サボっているとバレてしまいます(笑)。結構良い体力はついて来ました」

──イ・ギルウ選手にはどのような印象を持たれていますか。

「韓国最大の団体であるロードFCの元バンタム級チャンピオンという事で、それなりに強い選手だと思います。ただ、試合の映像を見た感じだと打撃では僕の方が強いと思います。ガンガン打ち合ってくるタイプだと思うので、面白い試合になりそうですね」

──どのような試合を見せたいですか。

「とにかく僕の打撃のレベルの高さをみてもらいたいですね。ダウンも一度もしたことないですし、プロ戦績は全部1RでKOしています。僕は日本でもあまりいないレベルだと思います。今回のこういう相手との対戦でも自分はもらわないようにしながら、1Rで決めたいですね」

──日本から応援してくださる方へ、メッセージをお願いします。

「地下格闘技出身ということで、良い意味でも悪い意味でも期待してくれている人がいると思うんですよ。そういう中でも応援してくれている人の期待に応えたいので、明日は勝って強いヤツはどこにいても強いという事を証明したいです」

■Road FC43計量結果

<Road FC暫定ミドル級王座決定戦/5分3R>
RYO : 83.6キロ
キム・フン : 85.4 キロ→86.2キロ

<フェザー級/5分3R>
朝倉未来 : 65.9キロ
イ・ギルウ : 65.9キロ

<ライト級/5分3R>
ナム・ウィチョル : 70.5キロ
ジョン・ドゥジェ : 70.4キロ

<ライト級Tリザーブ戦/5分3R>
アレクサンドル・メレスコ : 70.3キロ
キム・スンヨン : 70.3キロ

<ライト級/5分2R>
キム・ギョンピョ : 70.5キロ
アルマン・ツァルキャン : 70.4キロ

<フェザー級/5分3R>
イ・ジョンヨン : 65.7キロ
マルシオ・セザール : 66.0キロ

<フェザー級/5分2R>
ミン・ギョンチョル : 65.7キロ
エウゲニ・ラザノフ : 66.0キロ

<女子ストロー級/5分2R>
ホン・ユンハ : 52.1キロ
シム・ユリ : 52.4キロ

<フライ級/5分2R>
キム・スンジェ : 57.4キロ
ジョン・ウォンヒ : 57.2キロ

<ミドル級/5分2R>
ファン・インス : 84キロ
ジデネク・ポリフカ : 84.2キロ

<フライ級/5分2R>
コ・ギウォン : 57.4キロ
コ・ドンヒョク : 57.3キロ

<ヘビー級/5分2R>
チェ・ウォンジュン : 102.1キロ
イ・ホジュン : 117.8キロ

<フェザー級/5分2R>
ミン・ギョンミン : 65.8キロ
キム・テソン : 65.8キロ

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