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【Grachan31】佐々木郁矢にパウンドで勝利した手塚基伸─02─「格闘技をやる事が正解、みたいな状況に」

Motonobu Tezuka【写真】すがってでも──発言は格闘技と人生を共にする覚悟の表われのように感じあられた (C)KAORI SUGAWARA

15日(日)、東京都江東区ディファ有明で行われたGrachan31で佐々木郁矢を破った手塚基伸インタビュー後編。

堀戦以降の私生活や格闘技に対する価値観の変化と、試合後のマイクで『すがってでも生き残りたい』と話した意図を尋ねた。

<手塚基伸インタビューPart.01はコチラから>


──30歳になって、これからの人生を見るようになった?

「そうですね。見える景色がもう、全然違うっスね。今までも格闘技と試合の事しか考えていなかったのが、今はそれプラスのことが見えてきました。人間として今までめっちゃ小さかったのですが、今はそれなりにちょこちょこと成長しているかなと思います」

──試合までは奥様のサポートもありましたか。

「同棲し始めたのが柏崎(剛)と対戦した時くらいなので、それなりに色々はありましたけど、『頑張らなアカンな』と思いますね」

──ところで、過去ワーストと言われていた試合相手である堀選手と柏崎選手の対戦が決まりました。

「柏崎が勝ったら、俺はもう堀に興味はないかな(笑)。別に堀戦も俺が負けたわけではないし、俺にも1票入っています。戦えと言われたら試合しますけど、柏崎が勝ったらそれが薄れるから、柏崎に頑張って欲しいなと思います(笑)」

──今日はマイクで「UFCの貯金を使い果たした」という発言もありました。

「元UFCファイターという、肩書きの価値ですね。もうその価値を使い果たしたと思うんですよね。2本あったベルトのうち、1本は返上したんですけど、もう1本のHEATのベルトは春日井(タケシ)に取られました。

30歳になった時に残っているモノがなかったので、そういうタイミングなんかなと思ったりもしましたね」

──リセットされたという訳ですね。では『すがってでも』という言葉の真意はどういうことだったのですか。

「この格闘技界で生き残るというのは色んな面で並大抵の事ではないと思います。だから『格闘技を頑張る事が良い事。格闘技をやる事が正解』みたいな状況に変えたいですよね」

──格闘技に対する価値観も変化した?

「そうですね。前はそんなに長い事やろうとは思っていなかったです。25歳くらいではテレビに出て、30歳になる頃にはテレビにバンバン出ていると思って頑張ってきたのに、この状況ですからね(笑)。その分、格闘技が好きなんだなという再確認は出来ているんですけどね」

──これからに関してですが、グラチャンのベルトの奪還も視野に入っていますか。

「まあ、ベルトの奪還もありますけど、グラチャンは俺がいなければ盛り上がらんなと思っているし、好きなので出続けていきたいです。ただ、別にそこだけに拘るのではなく、格闘技界の中で生き残ろうと思っています。

俺の価値を高めたいですね。状況にもよりますけど。グラチャンが強い選手なり名前のある選手なりを呼んでくれたりとか、そんな形で活性化して行けたら良いかなと思いますね」

──では最後に決意のほどを改めて、お願いします。

「色々とサポートしてもらった今日のセコンドの2人、コブラ会の皆、SFKの寒川さん、スポンサーの方々、本当に感謝しています。ファイティングリプルの子供達もめっちゃ応援してくれるし、それも頑張ろうという気持ちになります。

妻の存在もそうです。頑張らなアカンなと。全部が良いように回ってきているというか、周りがサポートしてくれるので。俺も30歳になりましたけど、ここからまた新しい景色が見えるのかなと思うので、まだまだ呼ばれる限りは頑張ります」

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